デジタルマーケティングの重要性が叫ばれています。
今の時代、デジタルチャネルを無視してマーケティングは組立てられないので、ものすごく大事。
しかし、その一方で多くの企業がデジタルマーケティングを取り入れても苦戦している現実があります。
ボクも今、デジタルマーケティングを軸に戦略を組立てているので、とても気になるところ。
なぜなんでしょう?
重要なのはわかるけど、それアドバイスになってない。。。
デジタルマーケティングの本やセミナーに行って、自分なりに勉強をしていて感じたことがあります。
それは、評論家みたいなご意見が多いなぁいうこと。
野球に例えるならば、「今の時代なら、このバットを使ってホームランを打てば試合に勝てますよ。」と言っているような感じ。
そのバットでホームランを打って点を取れば、確かに勝てる可能性は高いかもしれません。
ですが、その前に疑問に思うこともたくさんありますよね。
例えば、どの試合に勝つつもりなの?
そもそも人数そろっているの?
守りは?
そのバットは、使いこなせるの?
などなど。
「このバットを使って、ホームランを打てば、試合に勝てる!」
そんなアドバイスは、アドバイスではありませんよね。
実際に現場に落とし込むと。
先の野球の例をデジタルマーケティングに置き換えると、「今の時代、SEOやSNS広告を使ってデジタルマーケティングをすれば、集客ができて、売上が上がるんですよ。」といったことを言う人がとても多い。
(もちろん、中にはキチンと考えていらっしゃる人や会社もあります。)
デジタルマーケティングが重要なのは理解できますが、それぞれの会社や現場の状況やリソースによって、取り組み方や比重は変わります。
なので、デジタルマーケティングありきで考えている会社のアドバイスは、ロジックはしっかりしていても、実は、部分的にしか見ていない評論家的な人がものすごく多い。
もちろん、営業トークなので仕方ないんですが。
なので、ボクの役割は、そこを理解して、全体を見て、リソースを考えて、試合に勝つために最適化しないといけないんです。
本質は変わらない。
結局、自分たちの状況に合ったデジタルマーケティングは、自分たちで考えるしかありません。
そこで思うのは、デジタルマーケティングって言っても、しっかりとお客様を理解して商売をする、その本質は変わりません。
そのために、お客様を理解して、自分たちの商品を改善して、それをデジタルのチャネルで発信したり、デジタルでより深く理解をしていくだけの話。
野球でいうなら、基礎体力をつけて、相手によって勝てる戦い方を考えて、そのひとつの手段としてホームラン攻勢をしかけるために、そのバットを使うという判断をするような感じです。
「デジタルマーケティングをやろう!」という機会を通して、顧客視点、商品視点などで事業の課題を整理して、デジタルマーケティングに対応できるようなフットワークの軽さを身に着けておき、状況によって使い分けられるようにしておくことなんです。
言葉ではうまくいえないけど、自分の中では腹に落ちた感じがします。
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