一昨日のブログで書いた【最強のデジタルマーケティング運営チームであるための共通言語
- 基本を徹底と変化への対応。
- 戦略的に考える。
- 高速でPDCAをまわす。
これはデジタルに限らず、ボクが個人的にどこのチームに行っても軸に置いている考え。
今日は、二つ目の「戦略的に考える」です。
戦略という言葉。
「戦略的に考えようよ。」
これを聞いて、「・・・”戦略”ってどんな考えで、具体的にどうしたらいいの?」と思う人も少なくないハズ。
わかるような、わからないような。
ボクもその一人でした。
にも関わらず、そんな耳障りの良い「戦略的」という言葉は、現場でよく聞く言葉なんですね。
なので、ボクのチームでは、「戦略的に考える!」とは「こういうこと!」と決めることにしました。
最強デジタルマーケティングチームであるための「戦略的」とは?
「戦略的とは?」と聞かれて、みなさんはどう考えますか?
- 戦略とは、戦わずして勝つ、戦いを略くもの。
- 戦略とは、KPIである。
- 戦略とは、棄てること。
- 戦略とは、実行力とセット。
- 戦略とは、戦術ではない。
- 戦略とは、差別化である。
などなど。
どれも正しいし、どれも合っています。
しかし、自分のチームで使おうとすると、ちょっと勝手が違います。
なので、ボクの中で「戦略的に考えよう!」と言ったら、こう!というものを作りました。
それは、、、
ゴールと現状のギャップ(問題)を認識して、ギャップを埋めるための手段の最適と思われる順序と組合せを決めて、実行する方法を決めること。
です。
じゃあ、実際どうしたらいいの??
これでもわかったような、わからないような感じがプンプンします。
なので、「実際には、こうしようね!」というやり方を決めました。
戦略的に考えるにも、順序とポイントがあります。
まずは、ギャップ(問題)の把握。
そのためには、
「ゴール(目的)はどこ?」
「現状は、どこ?」
その上で「ギャップは?」という全体像を明確にします。
その次に、それを構成する要素を洗い出します。
売上予算だと、わかりやすいですね。
今期の目標が1億円。
それに対して、8000万円。
残り3ヶ月で、2000万円を売る必要があるが、1000万円しか目処が立たない。
残り1000万円をどうしたらいいのか?
といったときに、客数✕客単価を軸に因数分解していき、”要素”を書き出すんです。
新規顧客の状況は?
既存顧客の状況は?
売れている商品は?
売り負けてしまっている商品は?
そういったひとつひとつの”要素”を書き出すと、どこに着手すればいいのかが見えてきます。
そして、その要素の関係性を考えて、新規獲得をするのか、既存客にワンモア商品で商品点数を稼ぐのか、そうしたら何件必要なのか、といった具合にやることが決まり、それをどう実行するか?まで落とし込めます。
これが、ボクのチームの「戦略的に考える」です。
なので、ボクが「戦略的に考えようね!」と言ったら、自分自身もこのプロセスで考えられるようにしています。
●お知らせ●
新サービスを始めました。
*マーケティングを知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!
◆近況報告◆
今日もいろんな打合せ。また、ヨメとの大事な記念日なので忘れないようにしないと。。。
1日1新:なし