世間一般に中間管理職の仕事は、「板挟みになってツラい」と思われがち。
実際にボクも中間管理職ですが、本当にそうなのでしょうか?
そのギャップは。。。
ビジネスや仕事で見えている景色は、人によってそれぞれ違います。
その違いが、日々の仕事にギャップを生むことがあります。
例えば会社組織の営業部門。
課員なら自分の担当のお客様、
課長なら自分のチームが担当するお客様とそれに関連する領域、
部長なら事業領域全体とそれに関わる領域、
社長なら世の中の全体の流れ、
といった具合に、見えている景色が違います。
そうすると、日々の仕事の中でこんなことが起こります。
部長「こういう戦略でいくから、用意しておけ!」
課員「はい、承知しました。(う~ん、部長は何であんなことを言うのかわからないし、何をしたらいいの??ま、適当にやっておくか。)」
課員「部長の仰る通り、用意しました!」
部長「なんでこうなるんだ!!オレは、こう言ったろ!」
課員「・・・はい。」
よくある光景ですね。
見えている景色が違うので、考えることも、気が付くところも違い、
部長と課員の間にギャップが生まれます。
見ている景色が違う。
これは、どちらが良い悪いではありません。
山の頂上から戦略を考えるのと、山の中腹から戦略を考えるのと、山の麓から戦略を考えるのでは、見えている景色が違うので、仕方ないです。
ただ、仕方ないと言ってしまっては組織として成り立ちません。
そこを埋めるのが中間管理職。
ここで重要な役割を担うのが、中間管理職です。
中間管理職というと、板挟みになるようなネガティブなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
中間管理職は、そのギャップを埋めるために、部長の見ている景色を無理やりにでも見に行き、具体的に理解し、それを課員に具体的にイメージできるように説明し、やるべきことを明確にし、それが先につながっていることを理解してもらい、実際にみんなでアクションすることが役割です。
そのためには、やることを明確にする力、説明する力、アクションしてもらう力が必要ですね。
そう考えると、実は中間管理職って、エキサイティングな仕事です。
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