「バランスを取るのか?」
それとも「成長のためにググッとしゃがむのか?」
そんな相談を受けて考えたこと。
とあるチームの苦悩。
知人から、チームの運営についての相談がありました。
内容は、業務拡大をしていくフェーズで、今いるメンバーだけでは人材が足りない。
また、目標を達成するために求められるレベルが高く、業務量も増えて、今のメンバーを短期間に徹底的に教育しなければならない。
しかし、メンバーは仕事量より増やされたくないし、増やされるにあたってのレベルアップに厳しい想いをするのは嫌だから、辞めてしまう。
そうなると、レベルアップどころか、今の業務を回せなくなる。
仕方ないので、レベルを低いところに合わせたままでの仕事をして、真綿で首を絞められていくような状態になっているように思う。。。と。
チームの基準をどこに置くのか?
「チームの基準をどこに置いて、どのレベルに合わせるのか?」
これは、なかなか難しい問題です。
基準が高ければ当然ついてこれない人が増えて、人員が減って業務が回らなくなります。
しかし、ある程度の基準を保たなければ、お客さまへ高い価値が提供できない可能性も出てきます。
例えば、高校野球の地区大会で「1回勝てればいいよね~」というチームが、「甲子園で優勝を目指すチームになろう!」とすれば、当然ついてこられない人が増えて9人揃わなくなり、大会への出場ができなくなるようなもの。
目指さねばならない!、目指したい!という状況は理解できますが、チームとしての急な方針転換は痛みを伴い、それが致命傷になることもあります。
そうならないように仕組み化することが大事ですが、その仕組みをつくるにも時間がかかるもの。
なかなかのジレンマですよね。
どこ在りたいのか?
では、どうしたら良いのでしょうか?
どちらが良い悪いかではありません。
”チームとしての決め”の問題です。
高校野球の例でいけば、「1回勝てればいい」、もしくは「甲子園で優勝を目指す」というのは、どちらが良い悪いではありません。
自分たちがどう在りたいか?
そして、在りたい姿に、どこまでの犠牲を払えるのか?
そこに覚悟はあるのか?
結局は、そこに行き着くんです。
・・・って自分で書きながら、自分の在りたい姿を改めて明確にしておこう!と思った次第です。
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今日も、いろんな会議。
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