人材教育もボクの仕事。
ボクも程よくオッサンなので、今後の会社の核になる世代の支援をしていく役割も担っています。
そこで、ボク自身が人材を育てるために意識していること3つ挙げます。
人が育つ環境をつくる。
一つ目。
直接的に人を育てるのは、とても難しいものです。
マンツーマンで徹底的に教えるわけにもいきませんし、時間的にも制限があるし、相手との相性もあるし。
何かあるたびに「こうした方が良い。」「こういう意思決定基準を持ったほうがいい。」みたいに教えることも大事です。
ただ、それだと限界があります。
なので、基本的な考え方をベースにして、「ああ、こういうときはこうした方が良いな。」と考えて行動できるような環境作りを意識しています。
よく肥えた土とキレイな水を揃えた花壇にはキレイな花が咲くように、直接的に何かを働きかけるよりも、人が育つ土壌をつくるイメージです。
説得力を持てるように自分を磨く。
二つ目。
仕事もせずに言うことだけ立派な加齢臭を放つおじさんに「シッカリ仕事をしようよ!」と言われても、ヤル気は起きません。
逆に自分を磨き続けて偉大なる成果を出しているイチローみたいな人に「シッカリ仕事をしようよ!」と言われたら、ちょっと頑張ろうかな、と感じます。
つまり、その人の普段の態度や仕事に対する姿勢で、同じことを言っても影響度は大きく異なるんですね。
なので、できるだけ「まあ、あの人が言うなら仕方ないか。なんか頑張っているし。」と感じてもらえるレベルを保てるように自分を磨いています。
まだまだですが。
わかるように説明する。
三つ目。
仕事への姿勢やクオリティ、スピード感は、人それぞれ。
ボクの考えているレベルとメンバーのレベルにギャップがあるときもあります。
そんなとき、以前は「なんで、こんなこともわからないんだろう?」とイラッとすることもありました。
しかし、相手からしてみたら「なんでそんなに怒るんだろう?イミフ(意味不明)だわ~。」となり、溝は深まる一方。
なので、求めるレベルまで一足飛びにせず、一段一段登ってもらえるように、相手にわかりやすく、丁寧に伝えることを心がけています。
もちろん「わかりやすい」というのは、ボクが「わかりやすい」のではありません。
相手に理解して、行動できることが「わかりやすい」ということです。
人材育成は、一朝一夕にはできません。
常に考え、常に行動して、気がつけば人が育つ組織になるものだと思います。
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◆近況報告◆
今日は、子供たちの習い事など。
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