人と同じようなことしかしていないのに、成果だけは人並み以上に欲しい！といった話は、通用するハズがありません。
「ＷＥＢを極めたいです！」
ちょっと前に「ＷＥＢを極めたいと思っているのですが、どうしたら良いんですか？」と聞かれたことがあります。
仮に、Ａ君としましょう。
Ａ君の心意気、とても素晴らしいですね。
せっかくなので、ボクが何も知らない営業からＷＥＢ領域に来てからやってきたこと、この３年間での経験や知識を教えようと思いました。
なので、どれくらいの知識や経験があるのかを確かめるために、こんな質問をしてみました。
「その心意気は良いね！今は、極めるために、何をしているの？」
すると、「いや、まだ何もしていません。」とのこと。。
学べる環境にはいるけど。
「・・・ん？なぜ極めたいのに、何もしていないの？」
聞くと、ＥＣ事業に運営に関わっているので、自分で勉強しようと思えばいくらでもできる環境にいるらしく。
しかし、会社で研修を用意してくれないし、仕事も結構忙しいので、いろんなツールに触る機会もなければ、自分で本を買って読んだことがほぼ無いとのこと。
２，３冊は読んだことがあるらしいですが。
そんなレベルの行動しかしていませんが、Ａ君としては、大真面目にＷＥＢを極めて成果を出したい、と悩んでいるとのことでした。
・・・うん、なるほど、なかなか難しい問題ですね。。
自分で学ぶ姿勢を持つ。
当たり前ですが、「ＷＥＢを極めたい」と言っているからといって、Ａ君のためにＷＥＢを学べる環境を会社がすべて用意してくれるはずがありません。
ＷＥＢを極めたいＡ君は、会社が学ぶ機会を用意してくれないならば、自分で学ぶ姿勢を持つことが大事です。
ＷＥＢを極めたいと思うＡ君に必要なのは、「どんなことをしたらいいのか？」よりも、まず「自分でできることをやってみること」が必要です。
今は、大したコストもかけずに自分でカンタンにＥＣサイトが作れるし、数千円でＷＥＢマーケティングツールを使えるし、手軽にオンラインで学ぶこともできるし。
「野球がうまくなりたいです。」というときに、野球場で働いていて野球がうまくなりたいと思うなら、そのために野球を見るだろうし、仕事が終わってから自分で練習をしてみるだろうし、ボールやバットも最初は自分で用意してみると思います。
やろうと思えば、いくらでも方法があります。
なので、「極めたい気持ちはわかるから、とりあえず一カ月でできることを探して、自分でやってみたら。」と伝えました。
そして、一か月後。
Ａ君に会ったら、「できることがたくさんあることはわかりました！今、何からやろうか考えています！」とのこと。
ちょっとでも前に進んで良かったです。
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今日も、いろんな会議。
１日１新：なし