「売上が減少している。」
そんなときに新しいアイデアや施策に取り組みたくなります。
とりあえずアクションを起こすのは良いけど。
売上が悪いとき、今まで同じやり方をしていては回復する見込みは少ないでしょう。
変化を起こすために新しいことに取り組むのは、とても良いことです。
例えば、お店での売上が悪いと多くの場合、こんなことを言い出します。
「目玉商品を安くして、チラシを撒いて、とにかく来店数を増やそう!」
「セールをやって、DMを撒こう!」
それはそれで、一定の効果があるかもしれません。
しかし、本当にそれで大丈夫でしょうか?
事象に反応する前にスペースを空ける。
自分自身もそうですが、ある事象に対して盲目的に限られた選択肢を選んでしまうことがあります。
この場合でいけば、「売上が悪い」ということに対して、考える間もなく「セールをする」「チラシを撒く」という選択肢を選んでいるんです。
ボクもその癖があるので、一呼吸置くようにしてます。
事象に反応する前にスペースを空ける感覚です。
改めて目標と現状を見直してみる。
そのスペースを空けることで、改めて目標と現状を見直す習慣を習慣化しようとしています。
例えば、こんな感じ。
「売上が悪い」という事象に対して、
何に対して売上が悪いの?
目標予算対比?
昨年対比?
昨月対比?
利益は?
売上が悪いのは、なんで?
来店数の減少?
購入客数が減少したの?
売上単価が減少したの?
販売している取扱い商品点数は?
販売機会を逃した商品?
どの商品カテゴリーの売上が減ったの?
近隣にライバル店ができてない?
そういう当たり前のことを、ひとつひとつ確認していきます。
当たり前のことなんですが、現場で忙しくて把握していないケースも多々あります。
ここ改めて確認するだけで、「あ、これなら〇〇をしてみよう。」「これもできる」といった感じで、ひとつの「セール」や単発の「チラシ撒き」ではなく、いろんな細かな施策を同時進行で進められることに気が付きます。
それを繰り返すことで、盲目的な単発施策よりも、状況を把握した上でたくさんの細かな施策になること、強固なベースができていきます。
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