論理的思考をしたくて。

投稿者: | 2018年1月3日
体型的にも、血液型的にも、星座的にも、大雑把でザックリ見られることが多いです。

・・・はい、その見方は間違っていません。

さらに、自分の中ではものすごくザックリな人間のくせに考えたつもりになっている面倒な人間です。

そんな自分ですが、ここ数年、少しでも論理的思考になろうと努力しています。

論理的に考えなくても。。。

正直、今まで論理的に考えたことがありませんでした。

理由は、論理的に考える人が周りにあまりいなかったし(他責思考。。)、論理的思考の人が苦手だったし、論理的思考が無くとも気合と根性と行動量で結果的に成果が出ていたので、論理的思考が必要なかったんです。

若いうちはいいですが、いつまでもそんな状態では厳しい未来が待っているとも気が付かず、言い方は悪いですが、自分のバカさに拍車をかけていたんです。

周りには、とても迷惑をかけていました。

ちなみに、“論理的思考ができる!“とは、モノゴトの全体像をつかみ、構成要素に分解し、それぞれの要素の関係性を考えて構造化して、それを言葉や図にして、相手と認識を合わせられるように説明できることです。

システム構築に関わるようになって。

そんなこんなで、5年前に転機がありました。

今までの会社関連の外の人との接点を持ち、その思考に触れて、「いかに自分が考えていなかったを痛感した上で、さらにEC事業への異動があったわけです。

論理的思考と距離を置いて生きてきた自分ですが、会社の外の方々の思考に触れつつ、EC事業での成果を出すには、気合と根性と行動力だけでは、どうにもならないことに気が付きます。

もちろん気合、根性、行動力は必要ですが、その前にECやWEBの土台にはシステム(仕組み)が必要であり、システム(仕組み)を作るには論理的思考がないとできないんです。

これには、今まで自分がいかに考えていなかったを痛感し、ホント参りました。

お恥ずかしい話、要件定義とかやったことなかったし。。

言葉の認識の違いで誤解がバンバン生まれるし、業務範囲もキッチリ決められてしまうし、「大体こんな感じ」というのが一切通用しないし。

これは、今まで勉強もせず、論理的思考も身につけようとせず、“成果は出ていたけど、あまり考えずにただなんとなく何とかやってきた自分”が浮き彫りになったんですね。

なので、必死になって自分のザックリしている部分を言葉や数字に置き換えるようにしました。

今まで「細かいですね」とか言われたことはなかったんですが、良いか悪いかわかりませんが、ここ最近はそんなことを言われることが多くなりました。

論理的思考を身につけるために意識していること。

これが正しいのかよくわかりませんが、マーケティングの設計において、論理的な思考の人と話ができるようになるために、こんな8つのフェーズで考えるようにしています。

  1. モノゴトの全体像をつかむ。
  2. 前提条件をつかむ。
  3. モノゴトを構成要素に分解する。
  4. 数値をつかむ。
  5. 順序をつかむ。
  6. アクションを考える。
  7. タスクに落とす。
  8. KPI(数値)を決める。

1~5は現状把握のフェーズで、6~8が施策とPDCAのフェーズです。

多くの場合は1~5をやってから6~8をやりますが、最近は1~5を回すための母数が少ない場合が多いので6~8をやってみてから1~5を回すこともよくあります。

ということで、ボクなりの試行錯誤しているマーケティングの考え方を今後シリーズとしてまとめていこうと思います。

 

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