会社での人材育成も、子育ても同じようなものだと思います。
なので、子供に対して使わないことにしている言葉は、会社でも使わないようにしています。
子供への言わないように意識しているこ言葉があります。
「なんでできないの?」
いつも言って聞かせていることや自分が意識しなくともできることが、相手ができないと、ついイラっとして口にしそうな言葉。
「何でできないの?」
相手からしてみたら「何でできないのか?」と聞かれても、そんなこと言われても、できないからできないんですね。
言葉を投げ掛けている方からしてみたら、「できない理由をつぶせば、できるようになるでしょ?」というロジックで考えているかもしれません。
まあ、確かにそうなんですが、「なんでできないの?」と聞かれれば、「できない理由」を一生懸命探します。
そして、できない理由が強化されて、どんどんできなくなってしまいます。
なので、子供には「どうしたらできるようになると思う?」と聞くようにしています。
「ちゃんとやってよ!」
何かをお願いしていたことが、自分の求めているレベルに達していないと、つい言いたくなってしまう「ちゃんとやれよ!」という言葉。
本人なりに「ちゃんと」やっているのかもしれないのにこう言われたら、困惑しますよね。
「ちゃんと」は、その人によって定義が違います。
「ちゃんと」の定義を具体的に伝えるようにしています。
そして、本人の「ちゃんと」の目線を合わせることが必要です。
「あ~つかれた」。
一緒に遊んだり、出かけたりして家に帰ってきたときに気を抜くと出てしまいそうになる言葉。
平日働いて、休みは休みでいろいろと動いていると、つい口から出そうになってしまいます。
しかし、この一言が要注意。
子供からしたら、一緒に遊んだり、出かけたりしたことが負担になっているのかと感じてしまいます。
リーダーが「あ~つかれた」と言っているチームのパフォーマンスを上がるハズもありません。
疲れたときこそ、空元気で笑顔でいたいものです。
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