組織の中には、いろんなレイヤーの人が必要という話。

投稿者: | 2017年12月20日

組織の中には、いろいろなタイプの人がいます。

そのタイプを見極めて、仕事を任せたり、配置をしないとなかなかパフォーマンスが上がりません。

 

タイプを見極める際は、いくつかの軸があります。

 

例えば、自分の仕事を考える軸。

自分に与えられた役割、仕事を考えて、行動をするのは当たり前のことです。

 

しかし、その”考える”にもレイヤーがあります。

一つ目は、与えられた役割の中で、決まったことを決まった通りにやる人が多いレイヤーです。

決まった通りすることが仕事だと考えて、できるだけ速くやろうと改善をする人もいれば、「勤務時間をいっぱいいっぱい使って、終わらせればいいや。給料が同じなら、その方がトクだし。」と考える人もいます。

後者の人はちょっと困りますが、決めたことを決めた通りにするのは、とても重要なことです。

 

二つ目は、決められた方針の中で自分で考えて動く人のレイヤーです。

ゴールは決まっているけど、そこに行くまでの手段は自らが作り出して、辿り着こうとするようなイメージです。

 

三つ目は、自ら方針やルールを作って仕事を動かす人のレイヤーです。

大きなうねりを創り出すために、自らがゴール自体を設定していくようなイメージです。

 

組織にいると、自由を欲しながらも、ある程度のルールや方針がないと動けない人が多く見られます(自分を含む)。

 

もちろん、どのレイヤーの人が良くて、どのレイヤーにいるから悪いということはありません。

事業のフェーズや規模によっても、求めるものは変わってきますから。

塗り絵を上手に速く塗る人なのか、真っ白なキャンバスを持ってきてフリーハンドで描ける人なのか。

そのあたりを見極めて、チームの中での役割を決めていくことがパフォーマンスを上げるために必要だと思います。

 

 

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