カスタマージャーニーを描くときは、当たり前だけど、自分たちで考える必要がある。

投稿者: | 2017年12月1日

 

マーケティングのシナリオをつくっていて、思ったことがあります。

マーケティングのシナリオとは、別名カスタマージャーニーと呼ばれるもの。

Aさんが、WEBで「◯◯」というキーワードで検索して、サイトに訪れて、お店の存在を知り来店してくれて、会員登録してくれて、初めて買ってくれて、二回目はECで買ってくれ・・・といった「出会いからファン」になっていただくまでのシナリオを描いておくものです。

それに沿って、「その場面はこうしよう」、「こっちの場面ではこうしよう」と描いてみて、いろいろ試して、上手くいけばそれをキープして、上手くいかなければ見直して、といった活動を繰り返して、お客様の理解を深めていくものです。

そして、自動化できるものはマーケティングオートメーションに乗せて、効率化していくわけです。

 

そのシナリオを描くとき。

自分たちで作ると俯瞰的な視点が入れられずに自己満足に終わったり、そもそもマーケティングリテラシーが低くかったりするので、第三者に入ってつくることになります。

入ってもらう第三者は、マーケティングオートメーションの会社にお願いするケースが多いようです。

その場合、少し注意が必要です。

なぜなら、マーケティングオートメーションのソリューションをご提供いただく会社さんは、効率化することは得意ですが、効果的なことはわからないためです。

そして、中には、マーケティングオートメーションの会社にとって効率の良いシナリオを「”テッパンシナリオ”だから」という理由で、あたかも効果が上がるように仕立てて誘導しようとするケースもあるんですね。

特に、マーケティングリテラシーが低い人だと、「確かに、そうかもな」と思ってしまうんです。

そう、ボクみたいに(汗)

 

しかし、いくら他社でうまくいった”テッパンシナリオ”でも、自分たちのビジネスに照らし合わせて、自分たちのアタマに汗をかいて、しっかりと作ることが大切です。

女の子を口説く時に、誰かの”テッパン”を使うだけではうまくいきません。

相手のことを理解し、自分のキャラクターを活かしたシナリオをつくらなければいけません。

借り物のシナリオではうまくいきません。

MAを導入するときは、「MAの会社さんができるのは効率化だけ。」と理解し、効果的な打ち手は、しっかりと自分たちで考えましょう。

 

 

 

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