MA(マーケティングオートメーション)。
その組み立てをしていると、今更ながら、いろいろと気付きがあります。
MAは魔法の杖ではない。
2年くらい前から、急速に広まったMA(マーケティングオートメーション)。
いろいろな会社のツールの話を聞いていると、「アレも自動化、コレも自動化、おいおい、なんでもできちゃう~」と感じます。
しかし、それは大きな勘違い。
なぜなら、MAを使いこなすには、使いこなすための前提が必要になります。
アレもできる、コレもできる!・・・けど。
実際に、「よし!マーケティング(主にメールでのクーポンなどの販促活動)を自動化しよう!」と意気込んで取り組みます。
で、まずは今やっている活動を整理するところから始まります。
すると、今やっている活動が思いのほかややこしいことがあるんですね。
配信するお客様の抽出方法、クーポンの種類、クーポン発行するタイミング、クーポンを使えるように受入れをする仕組みなど。
それらを判別するためのデータの蓄積がされていなかったり、データを載せるテーブルがなかったり、抽出するためのロジックが複雑だったり。
いろんなハードルが見えてきます。
すると、できる施策というのは限られてきて、効果的な手立ては打てないケースがほとんど。
さらに手動での対応が残ることになり、結局は、MAを入れても自動化することはできないんです。
しっかりと判断することが必要。
MA(マーケティングオートメーション)を使うには、自分たちの中で整理整頓ができていなければなりません。
そのうえで、何をすれば自動化できるか、できないとするならば対応は可能なものか、を判断をしなければいけません。
「AI(人工知能)を活用して」という話もよく聞きますが、使えるレベルになるには、もう少し時間がかかります。
MA(マーケティングオートメーション)も安いものではありませんから、キチンと考えてから導入した方が良さそうです。
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