オムニチャネル戦略を構築していて、気が付いたこと。
それは、ハードルは身近にあるという事実。
オムニチャネル戦略で見えること。
オムニチャネル戦略をアクションに落とし込むとき、現状の業務フローや意思決定フローを確認することになります。
そこで、「おお、なんでこんなフローなの?」「なぜそこが意思決定をしているの??」といった現状を目にすることになります。
しかし、そこでその現状を否定してはいけません。
そこを否定して、頭ごなしに現状を変えようとしても、なかなか上手くいきません。
なぜなら、その業務フローや意思決定フローには、何かしらのプロセスや歴史がありますから。
見える根本的な問題。
そうなんです。
オムニチャネル戦略をアクションに落とし込もうとすると、これでもか!ってくらい、「なんでそうしてるの???」ということが出てきます。
そして、その「なぜ???」を掘り下げていくと、組織間の問題であったり、大人の事情であったり。
つまり、オムニチャネル戦略という窓を通して、組織全体の問題、根本的な問題が見えてくるんですね。
絡まった紐を解くこと。
その根本的な問題を解決するためには、皮肉にも、自社内で絡まった問題であったりします。
その自分たちで絡まらせた問題が、表面的に人的リソースやお金、システムといった仕組みを通して見えているような状態です。
考えてみれば、人的リソースや予算は、実は絶対的NGにはならないし、成功するための絶対条件ではありません。
人が少なくても、予算がなくても、その制約条件を跳ね除けて成果を出した人は、世の中にたくさんいます。
そう考えれば、実はオムニチャネル戦略をうまくいかせるための絶対条件は、自社内の絡まった紐を解くことなのかもしれません。
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