MA(マーケティングオートメーション)というと、とても便利で、なんでもできそうな気がします。
しかし、いろんな事例を聞いても、実際に使いこなせている会社は、そう多くないように感じています。
MA(マーケティングオートメーション)は。
ボクの中でのMA(マーケティングオートメーション)の役割は、2つあります。
ひとつは、顧客理解ができる。
お客様の特性や購買履歴などのデータがたまるので、そこからいろんなことを読み取れます。
もうひとつは、適切なタイミングでお客様に価値を提供できる。
お客様が利用するかは置いておいて、自分たちで設定した条件に当てはまれば、漏れなく自動的にオファーを出したり、コンテンツを提供できます。
人がやるとうっかり忘れたり、気が回らなかったりしますので、お客様にとっても便利です。
一生懸命に数字だけを見ても。
MA(マーケティングオートメーション)は、とても便利がゆえに、その機能が発達していることに頼ってしまうことがあります。
今まではいろんなデータをかき集めてアレコレしていたのが、いろいろな切口で簡単に分析できるてしますので、パソコンの前だけでお客様を理解しようとします。
もちろん、数字を把握することはとても大切です。
しかし、通り一遍の分析では、お客様をより深く理解することはできません。
何もやらないよりは良いかもしれませんが。
とにかく現場に行って見る。
なので、ボクは数字をとらえるのはもちろんですが、もうひとつ大事にしていることがあります。
それは、「お客様のところへ行って、見て、感じる」ということ。
今のボクの会社のお客様は、小売店や有店舗サービスです。
実際に行ってみて、どんな場所にあって、どんな人が働いていて、どんなお店の雰囲気で、どんなお客様を相手にしていて、どんな商品が実際に陳列されていて、どんなことが求められているのか、を肌で感じるんです。
単に、初めてECで買ってくれたからクーポン出すだけでは足りないんです。
実際に行って、見て、なぜその商品を買ってくれたのか。
その商品を買ってくれた背景を読み解くと、ただクーポンを出すということではなく、他にも自分たちが提供できることが見えてきます。
そういう理解の積み重ねが、ツールをうまく使いこなすコツです。
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