当たり前だけど、SEOの中心にあるのは”顧客理解”である。

投稿者: | 2017年9月8日

デジタルマーケティングの代表格「SEO」。

ボクなりのSEOの考えがあります。

順位が上がれば、クリックされる?

SEO業者さんは、よく「SEOを効かせるために」「SEOが効くような設計」といった表現を使われます。

当初のボクは、何を言っているのかよくわかりませんでした。。

改めて、SEOとは?

Search Engine Optimization” の略。検索エンジン最適化と言われて、検索結果で「このキーワードを検索しているユーザーにはこのサイトがピッタリだよ!」と判断してもらい、自分たちのWebサイトが上位に露出されるために行う取り組みのことを言っています。

要は、検索されたら上位に表示されるために、いろいろやるってことです。

その対策は、150とも、200とも言われていて、すべてやるのは大変ですし、対策したからと言ってすぐに成果につながるものでもないんです。

よくSEO業者さんは、「これだけ順位が上がった実績があります!」と言いますが、上位に上がっても、クリックしてくれなければ意味がないし、自分たちの望む行動をしてくれているかは別問題です。

どうコントロールするか?

なんで順位が上がっても、クリックされなかったり、コンバージョン(自分たちの望む行動をする)につながらないのでしょう。

業者さんは、SEOに効くコンテンツをテクニカルに作る傾向が強いんです。

まあ、それが仕事なので仕方ないのですが、googleに評価されやすい設計にするわけですが、ユーザーさんにとって価値が提供できているかは二の次です。

そこをどうやってコントロールしていくかは、事業者側がどう組立てていくかかっています。

事業側にその辺りの知識や経験がないと、高いお金だけ取られてしまいますし。

結局、顧客理解ありき。

デジタルマーケティングの中心にあるのは、顧客理解であり、その理解を価値にどう結びつけるか?(顧客理解を価値に結びつけるかは、その会社の文化や方針にもよります。)

ボクのチームでは、意思決定基準の優先順位は、

1 ユーザーさんにとって価値のあるコンテンツ

2 次にSEOに効く施策

の順で考えます。

決して、SEOに効く施策から手を付けることはありません。

それで、短期的に上がったことはありましたが、成果につながらなかったので。。

顧客理解をして、提供できる価値をコンテンツでどう表現していくか?

それは、WEBなのか?紙なのか?リアル対面なのか?

そういったことをしっかり考えてから、SEOを考えるのが重要だと考えています。

 

 

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