マーケティングの仕事は、ものすごく地味なもの。

投稿者: | 2017年8月30日

予算を達成するためのマーケティング戦略を考えて、アクションに落とし込むときに思うこと。

多くの人が陥るマーケティング戦略。

マーケティングの仕事は、ホント幅広い。。

どこから手を付けていいのか、自分は何をしたらいいのか、わからなくなることもありますよね。

業務フローのボトルネックを解消しないで集客すれば破綻してお客様に御迷惑がかかるし、ただ単に広告を出しても費用がかかるだけでコンバージョンは見込めないし、そもそもそれを運用する人材を育てなければまわせないし。

一方で、マーケティングというと、一発ホームラン的な集客アイデアや広告クリエイティブを考える人も少なくありません。

う~ん、今やっている中で思うのは、営業の仕事も地味ですが、クリエイティブでカッコイイと思っていたマーケティングの仕事も、ものすごく地味なものです。

一発逆転ホームランを考える人は失格です。

「マーケティングの仕事がやりたいです!」という人に社内外でお会いする機会があります。

そんなとき「じゃあ具体的に、何をしたいの?」と聞くと、「えっと、販促したり、マーケティングリサーチしたり、商品開発したり。。」といった感じで、一発で逆転ホームランを打つようなイメージを抱いていることが多いです。

自分もそうだったので、よくわかります(汗)

しかし、一発逆転ホームランは、よほどのことが無い限り打つことはできません。

それよりもマーケティングの仕事は、ホームランは打てない前提で、地道にひとつひとつ積み上げていくようなイメージが正しいです。

野球に例えるならば、

バントがしっかりできる。

走塁がしっかりできる。

エラーをしない。

などなど。

そうした土台がしっかりとできた上で、一発勝負をかけるときはありますが、地道な努力やある程度のロジックで担保されているからできること。

いきなり大勝負にでるほど、危険なことはありません。

多くの人が憧れる一部の天才肌のマーケッターのようなことは、凡人のボクにはできません。

なので、今あるリソースを上手く組み合わせて、地道に整備し、その積み重ねがちょっとだけ優位性を持った土台になり、その土台の上で勝てる領域で勝負するようなマーケティングを組み立てています。

これって、手間と時間はかかるかもしれません、っていうかかかります。

ただ、ボクがやっているマーケティング設計は、多くの会社が抱える現実的な課題を理解して再現性の高い設計を目指すことで、いろんな部署、いろんな方々に活用してもらえたらなぁと考えています。

 

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