MA(マーケティングオートメーション)で自動的に顧客を減らしていないか?

投稿者: | 2017年8月24日

MA(マーケティングオートメーション)設計の仕事もやっています。

この領域はWEBマーケティングの中でとても旬な感じで、日々の進歩が著しい。。

MA(マーケティングオートメーション)とは?

そもそもマーケティングオートメーションとは、何でしょう?

カンタンに言うと、マーケティング活動を自動化してくれるものです。

「マーケティング活動」と一言にいっても、いろいろあります。

販促活動、PR活動、市場調査、顧客行動調査など。

その中でも、顧客行動調査・理解、セグメント、販促活動の一部自動化を担うのがMA(マーケティングオートメーション)の得意とするところ。

今までは、年間いくら以上購入していて、何年間買い続けてくれていて、どんな業種で、どんな商品を買ってくれていて、、などいろんな情報をこねくり回して、対象顧客をセグメントするだけでも時間がかかっていたので、それを自動でやってくれるのは便利ですね。

すべてが解決できるワケではない。

こうしたMA(マーケティングオートメーション)。

売込みをする会社さんはプレゼン上手ですし、売上が上がった実績をお持ちなので、MAさえ導入すれば、売上が上がるような気がしてきます。

しかし、当たり前ですが、導入しても自分たちで使いこなせなければ、売上はあがりません。

何もかもを、自動でやってくれるワケではありませんから。

そうなると、自分たちで考えて、自分たちで軸をキッチリ決める必要に気が付きます。

それは、

・どうやってセグメントするか?

・そのセグメントした対象顧客に、どうアプローチするか?

この軸が会社に無いと、そもそもセグメントできないし、セグメントしてもトンチンカンなアプローチをしてしまう結果になります。

逆に言うと、自動でお客様を失う仕組みに注意しよう。

自動でセグメントしてくれて、アプローチをしてくれるMA(マーケティングオートメーション)。

マーケティングの設計がキチンとしていれば、自動化することでトップラインの上昇は加速します。

しかし、もしトンチンカンな設計をしていたら、、、

自動的に、お客を失うスピードが加速することになります。

そうならないためにも、日々のお客様へ提供するより良い価値の創造が必要だし、それをするためにPDCAを回し、チューニングすることが大切です。

これって商売では当たり前のことであり、MA(マーケティングオートメーション)を導入しても継続することなんですね。

それを理解しないでMA(マーケティングオートメーション)を導入したら、確実に失敗します。

 

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◆近況報告◆

昨日はEC勉強会。講師もやらせていただきました。ありがとうございました!今日は、新しい設備の見学など。

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