「気合と根性で売上は上がらない。」と言われたことがあります。
さて、どうなんでしょう?
気合と根性が嫌われる?
営業部の頃、気合と根性みたいな精神論が先にあり、「とにかくガンバって売上を上げよう!」みたいな風潮がありました。
考えるより前にとにかく行動!みたいな。
「大量の行動が支えになって、質を考えられるようになるんだ!」という考えです。
素直さが取り柄の自分は、体育会系出身だったこともあり、「うん、確かにそうだ。」と納得していました。
しかし、中には「気合と根性という精神論はバカげている。」という意見もあるわけで。
どうなんでしょう?
確かに、気合と根性だけで闇雲に突き進んでも、売上は上がりません。
竹槍を持って、戦車に突っ込んでも勝てるハズもないので、そこはしっかりと考える必要はあります。
しかし、たまたまなのかもしれませんが、「気合と根性という精神論はバカげている。」という人は、得てしてアタマデッカチ君のことが多いんです。
良い戦略を描きさえすれば、気合と根性が無くてもうまくいくと思っている傾向が強いんです。
ひょっとして、その人たちは気合も根性も持ち合わせていないのでは??なんて思ってしまいます。
気合と根性と戦略はセットである。
良い戦略が無くても、気合と根性でなんとかなってしまうことはあります。
それは、気合と根性で大量行動をして、その中で無意識にPDCAを回して、より良いモノだけを残して、成果につなげていくプロセスを辿っているからだと思います。
しかし、逆に良い戦略があっても、気合も根性も無くて覚悟もできなければ、うまくいくことはありません。
戦略だけ描いても、そこに行動がなければ、その戦略は実行されることはありません。
仮にエイっと行動しても、思い通りにいかなかったり、逆境に晒されたりする場面が必ずあります。
そんなときは、気合や根性が必要です。
なので、気合と根性がなければ、前に進めず、売上なんて絶対に上がらないと思うわけです。
アタマで考えるのと気合と根性はセットなんですね。
どちらか一方では、うまくいきません。
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