業務の組立てを考えるのもボクの仕事。
人が少なかったり、業務が大量に振ってきたりと、エキサイティングな毎日です。
そんなときにどう組立てていくかは、手腕の問われるところです。
どうしたら速く終わらせられるのか?
業務を速く終わらせなければならないギリギリの場面で、今までの自分はこんな問いを立てていました。
「どうしたら、業務が速く完了させられるのだろう?」
そう考えると、こんなアイデアが出てきます。
・そもそも人が足らないから、人を増やす。
・PCのスペックを上げて処理能力を上げる。
・個人スキルを上げるための教育をして、処理する量を増やす。
といった応急処置的なものばかり。
それでは、逓増していくシステムは作れません。
「速く」より「早く」。
以前、こんな話を聞いたことがあります。
野球選手でゴールデングラブ賞を獲得した名内野手のヤクルト宮本選手。
捕球するところまで”速く”動くのではなく、打つ前の情報であるキャッチャーの要求する球種、コース、バッターのスイングスピード、特性を見極めて、ヒッティングする前にほんの僅かでもボールが飛んでくる場所、捕球ポイントへ近付く努力をしているんです。
つまり、”速く”ではなく、”早く”動き出すようにしているんですね。
その結果、普通の選手ならギリギリのところでキャッチしてファインプレーになるところを、キチンと正面で危なげなくキャッチできるわけです。
ボクのように一般的な人はファインプレーの方が見応えがありますが、ファインプレーを何の変哲もない普通のプレーにしてしまうことはものすごく高度なプレーなわけです。
業務の組立ても同じ。
業務の組立ても、同じことが言えるのかもしれません。
降ってきた業務をいかにして”速く”終わらせるか?を考えるのではなく、降ってくる業務にいかに”早く”備えられるか。
そもそも降ってこないように”早い”時点で、業務の設計ができるか。
ファインプレーが必要ないような業務の組立てをしようと思います。
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今日から仕事再開。アイドリング状態だったので、すぐさま仕事に取り組めそうです。
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