業務を速く終わらせるよりも、早く取り組むことが重要。

投稿者: | 2017年8月17日

業務の組立てを考えるのもボクの仕事。

人が少なかったり、業務が大量に振ってきたりと、エキサイティングな毎日です。

そんなときにどう組立てていくかは、手腕の問われるところです。

どうしたら速く終わらせられるのか?

業務を速く終わらせなければならないギリギリの場面で、今までの自分はこんな問いを立てていました。

「どうしたら、業務が速く完了させられるのだろう?」

そう考えると、こんなアイデアが出てきます。

・そもそも人が足らないから、人を増やす。

・PCのスペックを上げて処理能力を上げる。

・個人スキルを上げるための教育をして、処理する量を増やす。

といった応急処置的なものばかり。

それでは、逓増していくシステムは作れません。

「速く」より「早く」。

以前、こんな話を聞いたことがあります。

野球選手でゴールデングラブ賞を獲得した名内野手のヤクルト宮本選手。

捕球するところまで”速く”動くのではなく、打つ前の情報であるキャッチャーの要求する球種、コース、バッターのスイングスピード、特性を見極めて、ヒッティングする前にほんの僅かでもボールが飛んでくる場所、捕球ポイントへ近付く努力をしているんです。

つまり、”速く”ではなく、”早く”動き出すようにしているんですね。

その結果、普通の選手ならギリギリのところでキャッチしてファインプレーになるところを、キチンと正面で危なげなくキャッチできるわけです。

ボクのように一般的な人はファインプレーの方が見応えがありますが、ファインプレーを何の変哲もない普通のプレーにしてしまうことはものすごく高度なプレーなわけです。

業務の組立ても同じ。

業務の組立ても、同じことが言えるのかもしれません。

降ってきた業務をいかにして”速く”終わらせるか?を考えるのではなく、降ってくる業務にいかに”早く”備えられるか。

そもそも降ってこないように”早い”時点で、業務の設計ができるか。

ファインプレーが必要ないような業務の組立てをしようと思います。

 

●お知らせ

新サービスを始めました。

作戦会議 ~アイデアをカタチにします~

 

◆近況報告◆

今日から仕事再開。アイドリング状態だったので、すぐさま仕事に取り組めそうです。

1日1新:ズーラシア ナイトサファリ