頑張っています!というのは本当ですか?

投稿者: | 2017年7月29日

 

仕事において、頑張れば成果が出るものでしょうか?

営業の駆け出しの頃の話。

ボクが営業マン駆け出しの頃、成果が全く出せずに悩んでいました。

自分なりに悩みつつも、毎日同じような行動パターンの繰り返し。

同じようなことをしていて成果が上がることはなく、上司からよく怒られては、同僚や会社の人と飲みに行って、「成果が上がらない理由」を一生懸命に話して憂さ晴らし。

そして、「ああ、オレって営業向いていないなあ・・(やめたい)」と思い始めたんです。

こう考え始めると、うまくいかないことを無意識に探します。

つまり「営業をやめたい、向いていない」ということを確信にするために、失敗すれば「ほら、やっぱり向いていない」、売上が下がれば「ほら、やっぱり無理なんだ」、だから「近いうちに辞めよう!」という考えのスパイラルにハマります。

そんなことで成果が上がるハズもなければ、評価されるハズもありません。

”頑張るレベル”が、恐ろしいほど低い。

今考えるとものすごく恥ずかしいんですが。。

当時は、自分なりに月に3冊くらいの本を読んだり、訪問件数をちょこっと増やして、「いや~自分、頑張ってます。」と思っていたんです。

さらに質の悪いことに、「なんで、こんなにガンバっているのに、評価してくれないんだ!」とも考えていました。

よくまあ、そんなレベルで「自分、頑張ってます。」と言えたものです。

それまでは本なんて読まなかったので、月に3冊読むようになったり、一日に訪問する顧客数を3件から4件に増やすことは、当時のボクにしてみたら”ガンバった”かもしれませんが、世の中を見渡せばそんなのは鼻クソレベルです。

変化が感じられない中での踏ん張り。

そんな中で、デキる後輩が入ってきて「ホンキでヤバい!」と感じ始めました。

で、とにかくやる量と、やり方を変えてみたら、3ヶ月したらちょっとずつ成果が出始めました。

そのとき、不都合な真実に気がついたんです。

今まで1しかやっていなかった量を10倍にしたところで、すぐに目に見えて変わるのは0.0001かもしれない、0.00001というほぼわからないレベルしか変わらない事実。

しかし、そのわからないレベルを、そんな微々たる変化じゃ変われないと思うか、その微々たる変化を重ねるか、そこのとらえ方で大きく人は変わります。

そんな中で頑張りレベルや行動様式を変えるのはなかなかシンドいけれど、今を変えなければ、きっと一生変わりませんよね。

 

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