オムニチャネルに限らず、マーケティング構築には重要なキーワードがあります。
それは、「長期視点」です。
構築したらすぐに効果が出る??
オムニチャネル構築は、魔法ではありません。
杖をエイッとひと振りすれば、翌月から売上が上がるような代物ではありません。
自社の持つリソースを組み合わせて、長期的に作り上げていくものです。
しかし、その「長期的」というキーワードを忘れてしまうケースがよくあります。
短期に目がいくと。
オムニチャネルを構築しようとする会社は、現状は問題なく、未来投資の位置づけで行うケースは稀です。
多くの場合何かしらの問題があり、その問題を解決するためにオムニチャネルを考えます。
現状に問題があるがゆえに、つい短期での売上を求めたくなります。
しかし、すぐに結果が出るような施策は、基本手には付け焼刃的なもの。
結局、問題が起こっているにも拘わらず、今までの延長線でオムニチャネルを組立て始めます。
長期というキーワードを忘れて、短期での結果を求めてしまうと、当然ですがジワジワと首がしまります。
オムニチャネルとは覚悟のカタチ。
オムニチャネルを構築するということは、根本的に現状のやり方を変えるということ。
短期で根本的に何かを変えるのには、いろんな問題が噴出しますし、現状の問題の解決から離れているようにも見えます。
しかし、それは必要不可欠なこと。
長期で成果を最大化するために、体制やシステムはもちろん、意識や企業文化を変えていくものです。
オムニチャネルの構築とは、会社としてのひとつの覚悟のカタチです。
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