気が利く人になりたいものです。

投稿者: | 2017年7月28日

「この仕事、お願い!」と頼まれて提出したとき。

「お、気が利くね!」と言われたことはありますか?

仕事をお願いされたとき。

営業で新人の頃、お客様から仕事をお願いされて、アプトプットを出したときに、こんなことを言われたことがありました。

「気が利かないなあ。」と。

例えるならば、「ワイン、持ってきて」と頼まれて、赤ワインのボトルだけ持っていったんです。

ワインを頼まれたら、赤なのか、白なのかを最低限確認するべきだし、グラスも、オープナーも必要ですよね。

ちょっとしたチーズなんかも添えたら、喜んでもらえます。

しかし、当時は全く気が利かずに怒られました。。

10まで言わないと。

当時のボクは、お客様に「気が利かない」と怒られれて、こう思いました。

「あなたの伝え方が悪いからでしょ?」と考えていました。

ああ、完全に他責思考。

自分には、そのお客様の状況や背景を読み解く努力をして、それ以上のことを提供しようとする気もない。

確かに、言われたことを言われた通りにやっていても間違いではありませんが、現実の話、世の中にはそれ以上を提供する人もいるんです。

それ以上のことを提供している人の方が、評価されるのは当たり前の話です。

行間や背景を読み解く努力。

それ以来、仕事をお願いされたら、その行間や背景を読み解き、気を利かせるように努力するようになりました。

そうは言っても、一朝一夕でできるものでもありませんが、意識をするようにしています。

逆に、そのまま「いやいや、あなたの伝え方が悪いんでしょ。」と他責思考のまま年月を重ねていたら、どうなっていたのでしょう。。

きっと誰からも仕事をお願いされなくなってしまったかもしれません。

なので、そうやって怒ってくださったお客様に、今はとても感謝しています。

 

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