「オムニチャネルを構築しよう!」というのは良いことですが、気合や根性では構築できません。
何から手をつけて良いのやら。。となったときに、まずは現状の数字を見てみることをおススメしています。
把握している数字は?
今、把握している数字、パパっと把握できる数字は、何種類ありますか?
売上、利益は多くの人がわかると思います。
一段掘り下げて、客数、客単価、一回あたりの購入金額、一商品当たりの単価、新規顧客数、リピート顧客数、在籍期間、購入間隔など。
なんとなくわかっていた方が良いんだろうな~と思っていても、その数字をはじき出すのが大変なケースもよくあります。
結果的にナアナアになってしまい、都合の良い数字の報告だけが上がってくる体質になり、変化や危機を読み取るタイミングが遅くなってしまうこともよくあることです。
ストライクゾーンはいくつに分けているか?
とある友人でキャッチャーをしている人の話。
たまに見る野球中継では、画面の端にストライクゾーンが表示されています。
そのストライクゾーンは、インコース、真ん中、アウトコース、高め、真ん中、低めをかけ合わせた9分割で表示されています。
しかし、友人でキャッチャーをしている人に聞いたら、さらに細かく81分割で考えているそうです。
「81分割って。。どんだけ細かいんだ。。」と感じますが、それくらい考えるのが当たり前の世界。
9分割よりも細かく分けて考えていれば、ピッチャーのコントロールが良くなり、配球の組み合わせが多くなり、打ち取る精度も高くなります。
自分たちが把握すべき数字の確認。
いろんな現場を見ていると、81分割くらい細かい数字を把握していないケースはよくあります。
逆に、9分割レベルでも把握していないケースもありますし。
自分も、わかっているようで、わかっていない数字がたくさんありましたし。。。
なので、今ではキチンと数字を見るようにしています。
普段は9分割レベルの数字の把握で良いのでしょうが、定期的に81分割レベルで考えることも大切です。
その際の81分割レベルを、どのように設定して、どう活かすのか、というのを考えることも重要。
そして、その数字を元に変化や顧客価値を読取り、目的をハッキリさせて、共通認識を持つことが、オムニチャネルの構築のスタート時にはものすごく重要なんですね。
ボクが個人的にどんな数字を見ているかは、またの機会に。
現場感たっぷりのオムニチャネルに興味がある方は、ビザスクから 【雑談以上 コンサル未満】卸小売のオムニチャネル構築の現場のお話できます。 でお問合せくださいませ。
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