#674 自らを追い込む効果。
こんにちは。小嶋です。
フルマラソンまであと二週間。今回は、前回の悔しさをバネにサブ4(4時間切。ちなみに前回は5時間40分。)を目指しています。
そろそろ体を仕上げていこうかと思い、早起きをして走ろうとしましたが、残念ながら今日は雨。しかも、先日の春のような暖かさとは打って変わって結構寒い。
と言う訳で(?)、走ってきました。
▼嫁からの応援。
サブ4を目標にしているからといって、普通の会社員が、わざわざこんなコンディションの日に走らないと判断するのは至極当然で正しいと思いますし、誰からもとがめられることはありません。
ボクの嫁も真っ当なお人なので、プロでも何でもないボクが、走るとは思っていません。
基本的に3Knotな生活をしているボクが走るのは、家族がまだ起きていない早朝、もしくは夜寝静まってからの時間に限定されますが、今日は事情があり、夕方前のチャンスを見計らい、「ちょっと走ってくるわ。じゃ」と言って、家を後にしました。
嫁は、「は??走るの??頭おかしいんじゃない??」というボクを気遣う優しさ。ありがたいものです。
そして、雨の中、住宅街を黒ジャージに身を包み、デカイ体で走っていると、「なぜ、こんな日に走っているの?」という視線を感じます。
こんな日に走らなくてもいいんです。でも、こんな日だから、わざわざ走る理由があります。
▼こんな日にわざわざ走る理由。
人生、楽しいことばかりではありません。
つらい時、苦しい時、ピンチな時、今までの人生には、ここには書けないたくさんのピンチや危機がありました。
そんなときに踏ん張れたのは、苦しい経験があり、その経験で精神や底力が身についたからだと思っています。フィジカルもメンタルも追い込まれて、「あ、人間の限界って果てしないんだ」と気づかされた柔道の稽古は、その最たるものです。
人生でつらい時、ピンチな時に「あのときはもっとツラかった」という経験があると踏ん張りがききます。
雨の日のマラソンなんてものは大したことはありませんが、あまり人がやりそうもないことを積極的にやっておくと、多少のことはチョロイと思えたりします。
どんなことでもいいのですが、自分がやらないだろうなということをちょっとだけ負荷をかけてやっておくと、プチですけど自分の中でレジェンドになり、それが踏ん張りをきかせてくれます。
なので、「は??ホントにアホじゃない?」と嫁が優しく気づかってくれる中、わざわざ走るで、ボクのなかに「プチレジェンド」が形成され、フルマラソンでもこの体験がいざという時に多少なりとも役立つことでしょう。
▼オトナだからこそ。
つらい経験や苦しい思い出は、ときに自分の限界を広げてくれます。
もちろんその渦中は、本当に苦しいし、辛いと思います。
しかし、そのときの経験は血となり肉となり、ある意味で心の依りどころになり、いざというときに踏ん張りをきかせてくれます。
オトナになると、なかなかそういった経験はできなくなります。というより、オトナになってまでつらい経験をしたくないし、上手にかつ意識的に避けると思います(ボクの場合は特に)。
順風満帆にいった仕事よりも、いろんな苦労や苦しいことがあった仕事の方が、後々になって事ある毎に思いだし、チカラが湧いてくる経験はみなさんもお持ちだと思います。
あえて、今日のようなコンディションで走ること。
意識的に自分をそういう場に飛び込ませることを忘れないようにしたいものです。
★近況報告★
今日も、終日家のことや家族との時間。
1日1新:雨RUN。
1D1A:出張チェックリスト作成。
今日も一日感謝です。