#673 就活生を見るときにセルフカフェを使う理由。
こんにちは。小嶋です。
息子のピアノを待つこの時間で、スタバに入って書くこのブログ。
スタバでコーヒーを飲んでいて、ふとOB訪問(就活生が社会人を訪問し、いろんな話を聞く活動)のことを思い出しました。
この時期は、OB訪問なるものがあり、社会人になってからいろんな就活生にいろいろとお会いしました。
ボクが採用を決定するわけではありません。就活生の相談や会社への疑問に答えたりする場ですが、自分なりに基準を持って、その人のポテンシャルを測るようにしていました。(そんなに偉そうなことを言える立場ではありませんが。。。)
▼カフェで面接。
会社であれば、経営指標なるものがあって、その数字の変化で気がつくことができます。
しかし、個人に置き換えるとこれがなかなか難しい。
センスやコミュニケーション力、伝え方や個性というのは数値化できません。
ボクは、採用という視点で人を見るときは「カフェでお茶をする」という方法を取ります。
相手と話す内容も大切ですが、それと同じくらい「スタバのようなセルフカフェでお茶をする」というシチュエーションでその人がどういう行動をするかで、フィーリングや考え方をつかむことができます。
待ち合わせ時間のどれくらい前に来るか、注文するときの店員さんへの言葉づかい、注文する商品、財布を出すタイミング、商品を席にどうやって持っていくか、コーヒーの場合ミルクや砂糖はどうするか、座る位置はどうか、荷物はどこに置くか、どのタイミングで飲むか、などなど。
ここまでの言動や仕草で、その人のイメージや性格が大体わかります。(それは良い悪いではなく、その人の特徴という意味です。)
▼開始5分。
待ち合わせから一口目のコーヒーを飲むまでの5分は、その人を組み立てるたくさんの要因が顔をのぞかせる行動がたくさんあると思うからです。
面接とは、違う側面が見えます。
お会いして数秒で第一印象が決まり、その後、店員さんにどういう言葉を使うか、ボクが頼む商品より高いものは頼む人もいるし、おごってもらえて当たり前と思って財布を出さない人もいるし、席に座ってから砂糖やミルクに気がつく人もいますし、それはいろいろです。
もちろん、そのひとつひとつの行動や選択が、いわゆる就活本に書いてある通りにできていたら良い人、できていなかったらダメな人ということは全くありません。
マニュアル通りにできていなくても全然いいんです。
ボクが見ているのは、そのシチュエーションにおいえ、イラっとさせない力があるか、かわいく見えるか、トゲがないか、何に気をつかっているか、ひとつひとつの行動にそんなことを見ています。
もちろんそれが全てではありませんが。
▼ひとつひとつ整える意識。
これは自分自身も気をつけていて、普段の生活や仕事にも同じことが言えます。
ちょっとした時の行動や言葉は、それまでの選択の決定してきた要因や思考プロセス、経験、いろんなことが複合的に絡み合って、生み出していると思います。
何かひとつのことが原因で、その言葉や行動がある訳ではありません。
普段、どんな言葉を使っているか、どんなことに気をつけているか、一事が万事といわれるように、ひとつの言動からほかの全てがわかってしまいます。
つい乱暴な言葉を使ってしまう自分。。。日々の小さなことを整えていこうと思います。
★近況報告★
今日は、終日家のことや家族との時間。
1日1新:宮崎産の「たまたま」を食す。
1D1A:来期の行動計画。
今日も一日感謝です。