注意でも、進言でも、同じことを言っても相手への伝わり方は異なります。
そのレベルは3つあると考えています。
レベル1 何言ってんの?
自分では正しいことを言っても、相手の反応はそれぞれ。
「は?何言っての?自分はやっていないくせに。」
「いやいや、そうは言っても。」
と、拒否反応を示されることがあります。
パワーバランスもあるし、みんな大人なので、表面的には一定の理解をしたようには見せますが。。。
こんなとき、せっかく良いことを伝えたのに、ちょっと凹みますよね。
その凹みをカバーするために感情的になって「なんで理解できないの??」となり、相手にその原因を求めたら他責思考への一歩になってしまいます。
そんなときは、「ああ、相手にとっての自分のレベルが低いんだな。。」と素直に自分の言動を見直しましょう。
レベル2 うん、確かにそうだ。
次のレベルは、正しいことを言ったときに受け入れる関係性ができている状態です。
ちょっと厳しいことを言っても、「確かにそういう考え方もありますね。」とか、「なるほど、そうですね。」と一定の理解はしてくれる。
そんな状態です。
しかし、問題なのは理解しても行動に現れるまではいきません。
都度都度言えば、行動に現れますが、言わないと忘れてしまうような不安定な状態ですね。
こんなときは、関係性はある程度構築できていますが、もう一段レベルを上げる努力をしましょう。
レベル3 すぐに動きたくなるような関係性。
レベル3は、理想的な状態。
何かを1つ言えば、10を理解してくれる、そしてアクションを起こしてくれるような状態です。
例えば、ボクとイチローが同じことを言ったら、相手の行動や受け取り方は大きく異なりますよね。
ボクが「こうした方が良いと思うよ。」と言うより、イチローから言われた方が相手が動く可能性は高いハズです。
そう考えると、まずは自分を磨き、自ら動き、その結果として相手からの信頼関係ができているという土台が必要なんですね。
口だけで人を動かすことはできません。
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