「現状を考えると、それはちょっと厳しいです。」
それって、どうなんでしょう?
その事実を認識しよう。
例えば、会社での売上が悪いとき。
売上が悪い原因は、いくつもの要素が絡んでいるかもしれないし、あるひとつのパーツが欠けているからかもしれません。
しかし、ひとつ言えるのは「今やっている手段では売上が悪い」という事実があるということ。
だから、何かを変えない限り、売上は悪い状態のままの可能性が高いということです。
何かを変えれば、何かが変わるのに。
ただ、それがわかっていても、何かを変えることはなかなかシンドイものです。
よって、人というのは中途半端に”何とかなってしまう状態”だと、わざわざ何かを変えようとはせず、致命的にヤバい事態になってやっと動くもの。
個人にしても、会社にしても。
しかし、本当にヤバい状態になり、そのヤバい状態を変えるために「改革しよう!」的な号令がかかっても、「そうは言っても、現状を考えるとその方法は難しい(代替え案もなし)。」と言う人が一定数います。
「痩せないとまずい。」と言いながらも、「でも現実問題、いろんなストレスがあって、まるごとバナナを食べないと今を乗り越えられないし、運動する時間もないんです。」と言うようなものです。
今までの慣れたやり方、仕事ボリュームやペースを変えずに、何かが変わることなんてあるわけないのに。
今のラクをとるか、未来を創るのか?
結局のところ、目の前のラクを取るか、未来を創りにいくのか、どっちなの?ということです。
「改革しないとマズイ!」と言う人は、未来を見ています。
「そうは言っても、現状を考えるとそれは難しい。」と言う人は、過去と今しか見ていない。
そもそも考えている時間軸が違うので、そりゃあ、話が嚙み合いません。
どちらに合わせるかは、人それぞれ。
ただ、厳しい言い方をすれば、何も変えようとしない後者の人は、厳しい未来が待ち受けていることは容易に想像できます。
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新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
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今日は外部セミナーや打合せモリモリです。
1日1新:なし。