量よりも質が大事。
けれど、量をこなさない限りは、質は生まれないと思います。
砂場のお城。
この前、公園の砂場で子どもたちがお城らしきものを作っていました。
作り方は、どこで覚えたのか、とにかく砂を山盛りにするんです。
そして、自分のイメージする形に近づけるために、必要のない砂をガシガシと削ぎ落していきます。
すると、上手いことそれなりのお城らしきものが完成します。
しかし、使う砂を必要最低限に最短で作り上げようとして、付け足し付け足しで作ったお城は、作る工程はスマートに見えるかもしれませんが、儚くも壊れやすいものなんです。
量を増やして、質をつくる。
ボクは、部下に仕事を無茶振りすることがあります。
それは、部下を困らせてやろうと考えているのではなく、ちゃんとした理由があります。
そう、それが”砂場のお城のつくり方”なんです。
ストレッチが必要な仕事をすることで、考えたり、手を動かして、一見無駄にも見える”量”を増やすことが、その人の仕事の”質”を生むと考えているんです。
最短距離を教えるよりも。
仕事をふるときに、ある程度、最短距離で進む方法を教えることもできます。
しかし、部下の成長には、砂のお城のように、一見無駄に見える砂を”山のように盛る”ことが必要です。
山のように盛ってから、必要のないものをそぎ落とす、そうすることで無駄に見えたいろんな努力や工夫が、その”質”を支えてくれます。
必要なものだけを積んでいく最短距離でいくのはスマートに見えますが、パッと見でムダに思える大切な支えが足りません。
何よりもまずは、量を山盛りに積むことが仕事の質を上げるハズです。
●お知らせ
新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
◆近況報告◆
今日は、いろいろな打合せです。
1日1新:なし。