なぜ?なぜ?と聞くのは、仮説と根拠を明確にするため。

投稿者: | 2017年6月19日

ボクは、部下に頻繁に「なんで?」と聞きます。

もちろん、詰問したいわけでも、議論したいわけでもありません。

ただ、確認したいだけです。

なぜなぜ分析。

ボクは、トヨタのプチ「なぜなぜ分析」を取り入れています。

自分は、そんなに深く考えていないくせに。。。

けれど、ボクがザックリ感覚で仕事をしてきて、あまりに深く考えていないことで困った経験があるので、部下にはそうなって欲しくないという親心です。

なので、何か聞かれれば、「なんでそう考えたの?」返すわけです。

何かしらの理由を言語化してもらう。

意思決定をしたということは、何かしら理由があるハズです。

ECでページやバナーをつくるときも、その色を使う理由、キャッチコピーの理由、デザイン構成の理由、それぞれ選んだ理由があります。

仮に「いや、ただ何となく。。。」ということもあるかもしれませんが、その「何となく」の中には、何かしらの理由があるハズ。

その「何となく」を言葉にしたり、意思決定のプロセスや要因を明確にしていくことが大切だと思っているので、「なんで?」と聞きます。

そこで「あ、自分はこんなことを考えて、意思決定をしているんだ。」と気が付くことが、次につながります。

正解なんてない。あるのは仮説だけ。

ボクは、「こうしろ」、「ああしろ」的なことは言いません。

ただ、「なんで?」ということを聞くだけにしています。

部下からしたら、「こうしろ」「ああしろ」の方が楽かもしれません。

自分で考えなくていいわけですから。

しかし、「いやいや、言われたから指示通りにやっているだけです」的な仕事を積み重ねても、そこに成長はありません。

しかも、ボクの意見が正しいなんてことも、ゼッタイにありませんし。

自分で考えて、主体性を持って仕事をしてもらいたい、自分で意思決定をする練習をしてもらいたいなあ~と。

面倒な上司だと思われるかもしれませんが、「なぜ?」を聞き、「自分なりの仮説と根拠」を明確にする手伝いをしていきます。

 

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