マーケティングやECで出てくる言葉をわかりやすい(?)事例に置き換えて理解をしようシリーズ。
昨日から始めたんですが、思いの外PV(ページを見られている数)が多かったので、今日はマーケティングオートメーションについて。
マーケティングオートメーションとは?
マーケティング・オートメーションの頭文字を取って、「MA(エムエー)」と略されることが多いこの単語。
始めて聞いたときは、「ん??MA??企業買収でもするのかな?」と思いました。
そのマーケティングオートメーションとは、ものすごくカンタンに言うと、企業がユーザーに対して効率的に売込みできるツールです。
なかなかイメージがしにくいかもしれませんね。
ある人に質問をしたら、その人の中でいろんな領域まで広がってしまって、余計に混乱してしまった経験があります。
なので、自分はこんな事例で理解をしました。
ヨメへの手土産に例えてみる。
企業を世の中のお父さん(自分含む)、ターゲットユーザーをヨメに置き換えてみます。
世の中のお父さんは、ヨメのポイントを稼ぐ必要があります。
ポイントを稼ぐための手段には、いろいろあります。
家事を積極的に手伝ったり、手土産を渡してみたり、花を買って帰ってみたり。
いろんな施策がある中で、そのタイミングや状況に応じて、施策を選びます。
例えば、平日に早く帰れて一緒に晩御飯を食べられるから、早く帰った分だけ洗濯や掃除の施策を当てるのではなく、手土産施策を選んだとしましょう。
晩御飯のメニューを事前に聞いていれば、ちょっとサッパリしたアイスクリームが良いと考える流れになります。
一口にアイスと言っても、子供に人気のガリガリ君やら、シェアできるピノやら、いろいろあるわけですが、やはりここは安定的に得点の稼げるハーゲンダッツにしようと決めたとしましょう。
そして、家族人数分のハーゲンダッツを買って帰り、ご飯が終わったタイミングでサッと出せばヨメポイントをゲットできます。
もう一歩踏み込んだ施策を打つなら、ヨメさんには、プレミアムなハーゲンダッツを買って、特別感を出せば「なによ、気が利くじゃない。」となるわけです。
しかし、小学生の娘にとっては、「ママだけずるい!」となります。
それはそれで仕方なく、ターゲットとしているヨメのポイントを稼げれば、成果になるんですね。
つまり、ヨメに最適な施策を自動で判別。
つまり、ヨメの属性、性格、季節、嗜好、タイミング、機嫌など、いろんな要素を勘案して、手土産という手段を選ぶわけです。
さらに深掘りをして、その手土産も、美味しさはもちろん、定番のものなのか、目新しいものなのか、晩御飯のメニューに合うものなのか、季節性、話題性、予算を勘案して、決定するわけですね。
さらにさらに、渡すときのタイミングや「いつもお疲れさま!感謝してるよ!」みたいなメッセージも考えるわけです。
みなさんも、きっと自分でそういった思考プロセスを辿っているハズです。
幾つものシナリオを作ってくれて、諸条件をもとに自動で最適な施策を選んで打ってくれるのが、マーケティング・オートメーションです。
つまり、自動でヨメの機嫌が良くなる施策を選んでくれるんです。
すげ~便利。
つい自分の感情や要望を入れ込んでしまい、ハーゲンダッツを買って帰って、「アイスより和菓子が良かったのに。」と言われることが無くなります。
マーケティングオートメーション、余計わかりにくいですかね。。
●お知らせ
新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
◆近況報告◆
今日は、新しいソリューションに触れたり、いろんな会議です。
1日1新:なし。