ECサイトはツールで丸裸にできるが、それだけで自分たちの事業の正解は見つからない。

投稿者: | 2017年5月28日

最近、ECではいろんなツールがあります。

でも、ツールばかりが先行していて違和感がある今日この頃。。

丸見えの時代。

テクノロジーの進歩で、競合のECサイトや自社のECサイトの強み、弱みがカンタンに可視化されます。

Googleアナリティクスもかなり優秀ですが、もっと詳細なアクセスログや狙っているキーワードからのパフォーマンス、どの広告から入ってきてどんな動きをしているか、競合サイトのクーポンの出し方などがわかってしまうような、深い解析ができるツールがたくさんあります。

しかも、ものすごい安くなりました。

何でも丸見えです。

ちょっと前までは、考えにくいことです。

先日も、すごい便利なツールを紹介していただきました。

「分析作業が効率化できて、成果への答えが見つかります!」

果たして、そうなのでしょうか?

ツールで効率化できるのか。

まずは「効率化」。

確かに、分析が効率的にできれば、その時間分だけ行動できそうです。

しかし、実際はどうでしょう?

今までの経験からいくと、いろんな分析ができてしまうので、さらに深い分析に時間をかけて、結局同じ時間だけ分析をすることになりがちです。

そのオペレーションや、分析にかける時間を制限しないと、行動量が増えずに、成果も出ないでしょう。

これは、自分たちの体制の問題ですね。。。

ツールを使っても答えは見つけられない。

次に「ツールさえ使えば、答えが見つかる」という姿勢です。

んなわけないですよね。

確かに、確度の高い仮説は見つけやすくなるかもしれません。

しかし、実際は、そのツールでわかる表面的なことよりも、商品力であったり、信頼関係づくりであったり、オペレーションであったり、見えない部分があることを理解しなければいけません。

いろんなツールでいろんな情報は取れるようになっていますが、その情報だけで答を見つけることはできません。

結局は、自分たちで工夫を積み重ねて正解をつくることが大事です。

 

●お知らせ

新サービスを思いついたので、試しに始めました。

作戦会議 ~アイデアをカタチにします~

こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)

 

◆近況報告◆

今日は、子どもたちの習い事の送迎など。

1日1新:なし。