最近、ECではいろんなツールがあります。
でも、ツールばかりが先行していて違和感がある今日この頃。。
丸見えの時代。
テクノロジーの進歩で、競合のECサイトや自社のECサイトの強み、弱みがカンタンに可視化されます。
Googleアナリティクスもかなり優秀ですが、もっと詳細なアクセスログや狙っているキーワードからのパフォーマンス、どの広告から入ってきてどんな動きをしているか、競合サイトのクーポンの出し方などがわかってしまうような、深い解析ができるツールがたくさんあります。
しかも、ものすごい安くなりました。
何でも丸見えです。
ちょっと前までは、考えにくいことです。
先日も、すごい便利なツールを紹介していただきました。
「分析作業が効率化できて、成果への答えが見つかります!」
果たして、そうなのでしょうか?
ツールで効率化できるのか。
まずは「効率化」。
確かに、分析が効率的にできれば、その時間分だけ行動できそうです。
しかし、実際はどうでしょう?
今までの経験からいくと、いろんな分析ができてしまうので、さらに深い分析に時間をかけて、結局同じ時間だけ分析をすることになりがちです。
そのオペレーションや、分析にかける時間を制限しないと、行動量が増えずに、成果も出ないでしょう。
これは、自分たちの体制の問題ですね。。。
ツールを使っても答えは見つけられない。
次に「ツールさえ使えば、答えが見つかる」という姿勢です。
んなわけないですよね。
確かに、確度の高い仮説は見つけやすくなるかもしれません。
しかし、実際は、そのツールでわかる表面的なことよりも、商品力であったり、信頼関係づくりであったり、オペレーションであったり、見えない部分があることを理解しなければいけません。
いろんなツールでいろんな情報は取れるようになっていますが、その情報だけで答を見つけることはできません。
結局は、自分たちで工夫を積み重ねて正解をつくることが大事です。
●お知らせ
新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
◆近況報告◆
今日は、子どもたちの習い事の送迎など。
1日1新:なし。