注意したら、予想外の反応があり、自分の”伝え方”を見直そうと思いました。
ちゃんとやっています。
以前、オフィスに来客があったときのこと。
メンバーはPCに向かって仕事をしていたんです。
ボクの中では、来客があれば一旦手を止めて挨拶をするのが当たり前だと思っていました。
しかし、座って体をPCに向けたままで会釈はしたものの、声が聞こえないわけです。
いつも協力をしてくださっているお取引様がわざわざお越しくださっているのに、挨拶のひとつもできないのは失礼だと思い、その部下たちに注意をしたんです。
すると「ちゃんと挨拶していました。」との返答。
そこにちょっと困惑しました。
「相手が決めること」というキホン。
ボクが伝えたかったのは、「お客様が来たら、ちゃんと挨拶しようね。」ということ。
しかし、部下たちは「ちゃんと挨拶をした。」と言います。
何でなのでしょう?
そう、ボクの「ちゃんと」と部下の「ちゃんと」の基準が違うんです。
部下の中では「ちゃんとやっていたのに、なんで注意されなきゃいけないの?」と感じたのかもしれません。
一方、ボクは「自分がやっていると思っていても、相手にはそうは見えていないよ。相手の”ちゃんと”に合わせる必要があるよ。」ということを伝えたかったわけです。
仕事でもコミュニケーションでも、それは相手が評価するものです。
厳しい言い方をすれば、いくら自分が頑張ったとしても、相手にとっての評価や価値がなければ、それは「ちゃんとできていない」ってことなんです。
自分の言い方を変えてみる。
しかし、しかし。
「社会人として、お客様に挨拶をするのは礼儀だし、お互いの関係を円滑にするものだから、相手にちゃんと気持ちが伝わるように挨拶しようね」と伝えたかったんですが、「ちゃんとやっていました。」との返答をされてしまい、ちょっと困惑したんです。。。
「あれ?オレ、間違えたこと言ってるかな。。」と。
ちょっと考えた末に、恐らく自分の言い方、伝え方が悪く、信頼関係ができていなかったんだと思ったんです。
相手に対する信頼や人望がないわけで、そんな人から注意をされてムッとしたんだろうな、と。
人に注意をするということは、良い意味で勉強になります。
●お知らせ
新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
◆近況報告◆
今日は、いろんな会議など。夜は、100キロウルトラマラソン完走したIさんを囲んでの焼肉です。
1日1新:なし。