仕事で、いろんなコンサルさんとお話をする機会があります。
実は「コンサル?現場の泥臭さも知らず、机上の空論でなんの足しにもならないなあ」と思っていました。
が、今参画しているプロジェクトに参画されている方には、とても好感を持っています(上から目線でスミマセン。。)。
その理由は?
話を聞いて、整理と切り分けがうまい。
まず、とにかく話を聞いて、業界特有の事情や社内外のパワーバランスを理解しようとしてくれます。
「こうあるべき」ということは一切言わず、とにかくボクたちの中にあることをいろんな角度から引き出していきます。
そして、話を整理して、切り分け、課題に優先順位をつけて、ひとつひとつ解決方法を議論します。
その議論の中でも「あるべき論」ではなく、課題に沿った形で、考えを引き出す適切な着眼点を提供し、自分たちの会社に合った解決方法を
裏付けやデータが豊富。
教科書の知識ではなく、現場に入ったからこそ知り得る情報をたくさん持っています。
単純に、ニュースや二次情報を持ってきて「新聞にも書いてあるように、こうこうこうです。」みたいな情報は一切ありません。
「A社が〇〇を強化」といった情報があれば、自分のネットワークや足を使って調べられています。
そして、その裏側で起こっている社内調整や方針変更の実情の情報を調べて、本質をつかんでいます。
さらに自分が現場で徹底的に動かしているような案件もあるので、泥臭い現場での戦いも肌感覚で持っておられます。
その情報をもとに、いろんなお話をしてくださるので、スッと腹落ちします。
自分事で考えている。
今までは、どこか「やるのは事業側。考えるところまでがコンサルの仕事です。」みたいな部分を感じることがありました。
しかし、そのコンサルさんは、とにかく”自分事”でモノゴトを考えています。
つまり、覚悟があるんです。
少ない数ですが、いろんなコンサルさんとお会いして、上手にお話される方はたくさんいるんです。
しかし、上っ面の言葉だけではないその人の本気度というのは、何となくわかるし、感じるんですよね。
そのコンサルさんがいるから、おもしろい仕事ができていると思います。
感謝です。
●お知らせ
新サービスを思いついたので、試しに始めました。
こういう悩みを持つ方、結構いらっしゃると思います(っていうか、自分がそうだったので)
◆近況報告◆
今日は、家の雑用など。
1日1新:なし。