仕事をする上での「素直さ」は、とても重要な要素です。
仕事がうまくまわっていない若手を見ていて、思ったことがあります。
仕事は一人では。。
仕事は、一人ではできません。
しかし、その若かりし頃の自分は「自分で何とかしてやろう!」と息を巻いていました。
それは、同僚はもちろん、先輩に負けたくない、みたいな気持ちが強かったんですね。
なので、近くにいる先輩に相談することはなく、自分でセールストークの組み立て方、マーケティングなどの本を読んだりしていました。
そこで”にわか知識”をつけて、「あの先輩はここがダメだ」、「この先輩はあそこがダメだ」と先輩を否定的に見ていました。
売上が上がらない原因や、わからないことは素直に先輩に聞いてアドバイスをもらったり、一緒に同行してもらえばいいものですが。。
あるボスの一言。
そして、悩み悩んでいたときに、とてつもなく大きなクレームをいただきました。
一人ではどうにもならないし、直接の上司でも収集がつかず、部門長のボスと同行しました。
お客様に一緒に頭を下げて事がおさまった帰り道。
「メチャメチャ怒られるんだろうな。。」と思ってドキドキしていました。
しかし、ボスはこう言いました。
「お前は、大器晩成型だからな。こんなクレームなんて気にするな。」と。
そのとき、「この人は、自分のことを理解してくれている。この人なら、素直に相談できる。」と感動しました。
その後、いろんな場面でボスに一緒に同行をしていただき、一挙手一投足を見ながら学び、売上が上がるようになりました。
素直さを引き出せる人でありたい。
もちろん”意地”が大事な場面もありますが、素直さは、とても大事です。
それは、誰でも知っていることです。
しかし、「知っている」と「やっている」は大違い。
いつでもどこでも素直になれるかと言えば、そんなにカンタンなものではありません。
そして、子供なり部下なり、相手に「素直さは大事だ。」と言ったところで、素直になるとも到底思えません。
ボスのように、素直さを引き出せるような人でありたいと思います。
◆近況報告◆
今日から5月。行動あるのみです。
1日1新:チャリで林試の森公園。