駒場東大前にあるコッペサンドのお店のチラシからカスタマージャニーをひいてみた。

投稿者: | 2017年4月24日

このチラシがポストに入っていました。

なんとなしに見ていましたが、何も伝わってこなかったのでポイッと捨てようとしたときのこと。

ヨメが「ちょっと、それ捨てないでよ!」とインターセプト。

そのとき思ったこと。

捨てようと思った理由。

このチラシを何気なく見て、「必要ない」と判断して捨てようと思った理由です。

・コッペパンの大きさがわからない=きっと標準的サイズでボクのお腹を満たさない。

・写真がないので、どんなボリュームかわからない=パン/具材比率がわからない。

・どんな人がやっているのかわからない=やさしい雰囲気の女性なら子供を連れて行こうかと思うかも。

・ファサードと店内写真が無いので雰囲気がよくわからない。

・地元の駅にも関わらず、地図を見てもお店がどこにあるのかよくわからない。

要は、わからないだらけだったので、要らないという判断をしたわけです。

(決してこのお店が嫌いとか、チラシの作り方がいけないと言っているわけではありません。

たまたまボクのソウルには響かなかったというだけですので、あしからず。)

ヨメは、違う見方をする。

一方、ヨメは違う見方をしていました。

そのチラシを見た瞬間にコッペサンドを思い浮かべて、何かの雑誌で見たコッペサンドと結びついたようで。

チラシの内容云々ではないんです。

ただ単に「コッペサンド、流行ってるから行ってみたい。」と。

しかも、わからない点は「そんなの調べたり、行ってみればいいじゃん。」というアネゴっぷり。

そう言われると、「じゃあ一度買ってみるか。。」となるわけです。

一枚のチラシからのカスタマージャニー。

ということで、結果的にこのチラシは、目的を達成したわけです。

チラシを見て、ボクは捨てようと思ったけど、ヨメの琴線に触れて、我が家で一度来店しようということになったんですから。

さらに、お店に行くとなれば、ボクもポジティブに考えてしまうタチなので、あまり商売は上手くないけど、コッペサンドに情熱を持った木村文乃みたいな店主がやっているかもしれないという妄想をふくらませて、一人ワクワクしてしまいます。

そうなると、逆にちょっと気になって、早く行ってみたいと考えてしまうから不思議なものですね。

これで実際にお店に行って、予想外のコッペサンドサイズに出会ったり、オマケをしてくれたり、店主がどストライクならば、リピーターになる可能性が高くなるわけですね。

たった一枚のチラシから、ひとつのカスタマージャニーを描いてしまいました。

 

 

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1日1新:なし。