戦略をつくるには、ゴールを決めると同時に現状を知ることが大切です。
現状を知るために、「データを活用しよう!」という流れになります。
しかし、ここで壁にぶち当たる企業は多いんです。
データがバラバラ。
データを分析するには、データが必要です。
当たり前の話なんですが、そのデータが溜まっていない企業があります。
データを溜める”箱”はあっても、データを取る仕組みがなくて空欄のままだったり、歯抜けだったり。。
それは、現場での認識に差があって運用が回っていなかったり、そもそもデータを溜めるためのフローがシッカリと設計されていなかったり。
いずれにしても、分析するためのデータがなくて「おいおい、やべ~」となり、担当者がその事実を隠そうとしたり、そもそもデータ分析ができないから心が折れてしまったりして、オムニチャネル推進自体が止まることもあるようです。
データセットが難しい。
データがあっても、そのデータを分析ができないと意味がありません。
データはそれだけでは意味がなく、例えば「AというデータとDというデータを掛け合わせた結果」を見て、施策を決めることになります。
そのために、「自分が知りたい結果を得るために、どのデータをどのように使えばいいの??」ということを考えます。
それを「データセット」と言うんですが、これが結構シンドかったりします。
例えば、「初めて来てくれた人が最初にどの商品を買ってくれるとリピートをしてもらいやすいのか?」みたいな結果をもとに「施策を組もう!」と思っても、どうデータセットをしていいかわからないんですね。
すると、ここでコケてしまって、オムニチャネル推進が止まります。
何をしたら良いの??
データもある、データセットをして分析もできた。
その結果を見て、「さて、どんな施策をする??」という話になります。
しかし、そのデータ分析に満足してしまって、施策まで実践できない企業も結構多かったりします。
施策自体を考えることができずに、「じゃあ、原因はわかったから、とりあえずガンバろう!」と気合や根性に走ったり。。。
また、施策が決まったとしても、その施策をするための運用や体制がなくて、実践できない。という事態に陥ったり。。。
オムニチャネルを推進するにも、いろんな壁があるんですね。
◆近況報告◆
今日も、いろんな打合せです。
1日1新:なし。