「言われているうちが華だ。」
「言われなくなったら、枯れ葉だ。」
若いうちは、こう言われたことがある人は多いと思います。
そうは言われても。
自分が若いとき。
先輩や上司から、何かにつけていろいろと注意されたり、ダメ出しをされました。
さらには、雑用的なことも押し付けてきて、「若いうちはなんでも経験だ!」と言われたものです。
当時は、単に機嫌が悪いだけでしょ?とか、自分がやりたくないことを押し付ける免罪符的なセリフだと感じて、素直に受け取れませんでした。
言われなくなったら。
逆に、何も言われなくなったらどうでしょう?
ある程度の年数を重ねていくと、周りから何も言われなくなります。
それは、その人自身が非の打ちどころがない素晴らしい人物に成長したのであれば、すごく良いことです。
しかし、一方では、そういう人には周りが何も言わなくなり、関わらないようにしていく「大人の対応」をされている可能性があります。
言ってくれる幸せ、言ってあげるやさしさ。
さて、あなたの周りはどうでしょう。
自分に注意してくれる人はいますか?
相手に対して指摘してあげていますか?
幸せなことに、ボクの周りにはダメ出しをしてくださる上席や同僚がいます。
もちろん、言われた瞬間は「何もわかっていないのに、わかったことを言わないでほしい。。」と思うこともあります。
が、グッとこらえて「ありがたい!自分で改善できるところが見つかった!」と受け止めて、感謝をします。
後々考えると、それがきっかけで視野が広がり、一段上の考え方ができるようになったという経験も少なくありません。
また、無意識におかしな対応をしていたり、手を抜いた仕事をする人には、できるだけ指摘するようにしています。
中には、言えば言ったで予想外の反応をする人もいますので、それなりに神経を使うものですが。。
まあ、なんだかんだ言っても、言われるうちが華だし、言われなくなったら枯れ葉になっていないか自分を見つめ直すことが必要なのかもしれません。
齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 22歳からの社会人になる教室
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