先日のこと。
息子が、子ども商店街なるものに出店するらしく、商売の原点を学んでいる模様。
客数×客単価を考える小学生たち。
子ども商店街では、売上を競い合うようです。
売り物は自分たちで作ったものに限られ、価格は10円~100円までの間で自分たちで決められます。
昨年の優勝チームの売上が3万円だったらしく、息子たちはそれを目標にしているようです。
たまたまそばにいたので、話を聞いていると、こんな感じで話していました。
Aくん「とりあえず優勝を目指そうぜ!」
みんな「そうだよな!3万円売ろうぜ!」
Bくん「で、何を売ろうか?」
Cくん「オレ、手作りの紙の鉄砲とか売るわ。」
Aくん「いやいや、やっぱ、食べ物でしょ?よく売れるし。こだわりのラーメンとかさ。」
Bくん「3万円だからさ、紙の鉄砲だと50円で600個、100円なら300杯とか売るんだぜ。結構、大変じゃね?」
そんな話を聞いて、感覚的にキチンと「客数×客単価」みたいな式を考えていることに、ちょっと頼もしいです。
ターゲットを考える。
さらに、こんなことも話しています。
Aくん「甘酒とか、いいんじゃね?作っておけば、コップに入れるだけで渡せるし。」
Bくん「小学生は、酒とかダメなんじゃないの?」
Aくん「いやいや、お母さんとかお父さんとか来るからさ。みんなお酒好きじゃん。」
Cくん「確かに、大人向けだったら、それもいいかも。でも、小学生が一番多いんじゃね?」
ボリュームゾーンとか、ターゲットとか、商品の回転率のことも考えています。
経費や競合のことを考え出す。
さらに、さらに。
Dくん「でもさ、どれにしても材料とか準備にかかるお金があるんじゃない?損しないようにしないとさ。」
Bくん「そっか、ラーメンとかだと、スープと麺とチャーシューとか、いろいろ買わないといけないから、100円じゃ売れないかも」
Cくん「だったら、トン汁とか、おしるこがいいんじゃね?オレだったら、腹減った時に買いたいし」
Aくん「でも、トン汁は他のチームがやるとか言ってたよ」
Dくん「いいじゃん。同じでも、ちょっと安くしたり、お店を目立たせていっぱい売ればさ」
Bくん「射的とかも一緒にやれば、人がたくさん来るんじゃない?」
おお、ちゃんとコストとのバランスとか、競合のお店のことを考えています。
こんな話を聞いていて「キチンと考えて、すごいなあ」と思いつつ、マーケティングとか難しく考えずに、こうした経験をすることで商売の原点を理解していくのかなあと思いました。
って考えていたら、「あ、あっちでサッカーやってる!混ぜてもらおうぜ!」と何も決まらず、遊びに行ってしまいました。。。
間に合うのかな。。
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1日1新:なし。