わかっていた”つもり”で、何もできていなかった自分。

投稿者: | 2017年2月28日

部下とのコミュニケーションは、ホントに難しい。。。

日々、いろいろと考えさせられます。

指摘をしてみたら。。。

先日、部下Aさんに指摘をしたときのこと。

内容は、ボクの問いに対する言動から垣間見えた思考の確認と修正。

今後Aさんが組織で仕事をしていく中でその思考が邪魔して伸び悩みそうなので、大きな問題にならないうちに認識をしておいた方がいいと考えたんです。

一応、上司だし。

で、わざわざ場所を移して伝える内容でもなく、次の予定があり時間もなかったので、Aさんの席に行って話したんです。

すると、 その反応は自分の中では想定外なもので。。

こちらの想いとは裏腹に。

良かれと思って伝えたボクの指摘は、Aさんの中では「職場でさらし者にされて、周りからの心象が悪くなり、せっかく頑張っているのに働きにくくなる。」と感じたようで。。。

Aさんの今後を考えて、あえて指摘をしたボク。

一方、Aさんは「内容はもっともですが、ここで指摘をされることで、自分はダメな人だと周りに心象を持たせてしまい、せっかく今頑張っているのに、自分の価値を下げられた。」と言うのです。

良かれと思って伝えたことが、「・・・??え?」と。

その解釈が理解できず、、、Aさんに聞いてみると「指摘の内容云々の話ではなく、指摘をする場所が悪い」というのです。

それを聞いた瞬間に、自分の中では「は?何言ってんの?そもそもさ、、、」と考えてしまいそうに(っていうか一瞬考えた)なりました。

”つもり”だっただけ。

しかし、そこで「・・・おっと、ここで”でも”と考える自分は、相手のことを理解しようとしていないわけで、他責思考じゃん!」と抑制する自分がいることに気が付きました。

自分が営業の時に、みんなの前で当たり前に立たされて、当たり前に怒られていた経験があるので、ある程度は理解していたつもり。

なので、伝え方や伝える場所には気を遣っていたつもり。

・・・そう、”つもり”なんです。

”わかっているつもり”なんです。

まだまだ、甘いですね、自分。

相手のことを理解していなかったんです。

コミュニケーションは、言い方だけではなく、状況も大切なんです。

 

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