最近、仕事で嫌われることが多くなりました。
ボクにとっては、ひとつのバロメーターにしているのでうれしい限りです。
機能別組織の限界。
会社というのは、機能で組織が分かれています。
営業なら営業、開発なら開発、仕入なら仕入といった具合ですね。
それぞれの機能別に分かれた組織での仕事を最適化すれば、全体でも最適化されて、お客様に素晴らしい価値を提供できる、、、と思いますよね。
しかし、現実ではそんなことはありません。
組織間で波風を立てないことが優先される。
機能別組織では、それぞれの部門にいろんな人が立ちはだかり、話がややこしくなります。
それが業績が悪くなると、顕著に現れます。
自分たちはちゃんと仕事をしているのに、営業が本気で売ってこない。
開発がしっかり商品をつくらないから、自分たち営業は売上が上がらない。
そういった他責思考が蔓延るのは、よくある話ですよね。
こうした組織間でのいざこざは、「あの部門の人が言っているから仕方ない」というような妥協を生み、意思決定が先延ばしされ、競争力の低下につながります。
それがわかっていても、内部で波風を立てないことが優先されます。
嫌われるのは、おもしろくなってきている証拠。
ボクも、組織にいるので、波風を立てないように仕事をすることを優先させていました。
しかし、摩擦を恐れていては、おもしろい仕事はつくれません。
さらに、そうした摩擦を恐れるのは、単に自分の甘やかしに過ぎません。
なので、今は全体を見渡して、摩擦を考えずにあえて問題を明確にして、波風を立てるようにしました。
(言い方やタイミングは考えていますが。)
すると、なぜか嫌われることが多くなります。
あまり気になりませんが。
しかし、不思議なことに、問題を表面化させて、関わる人から嫌われると、結果的に仕事が進むことが多いんです。
なので、嫌われるということは、行動している証拠で、仕事をおもしろくする過程に欠かせないのでしょうね。
だったら、ドンドン嫌われましょう。
◆近況報告◆
今日は、子どもたちと遊びます。
1日1新:なし。