「コミュニケーションをシッカリ取ろう!」って言うのは簡単です。
しかし、実際に仕事の中でコミュニケーションを取るのは、結構難しいと思うのはボクだけでしょうか?
ちょっとした掛け違い。
先日、ボクの部下たちの間でコミュニケーションの取り方がうまくいっていないなあ~と思ったことがありました。
就業時間が終わって、Aさんが共有のツールの電源を切ったんです。
そのときBさんは、そこの電源が切れたせいで、それまでにやったPCでの作業分が消えてしまいました。
そこでBさんはこう言うわけです。
「Aさん、ちょっとは気を遣ってくれてもいいんじゃない?あの人、コミュニケーションが足らないですよね。」と。
どっちがいけないの?
さて、ここでAさんは本当にコミュニケーションが足らないのでしょうか?
確かに、一言「電源切りますね」と言えばよかったのかもしれません。
しかし、Aさんは、就業時間が終わったから、みんなの作業も終わったと考えて、気を遣って電源を落としたのかもしれません。
それに対して、Bさん。
Bさんは、自分にできることはなかったのでしょうか?
「まだ使いたいので、電源はそのままにしておいてくださいね。自分で落としておきますので。」
と一言いえば、なんの問題もないですよね。
自分が正しいという思い込み。
Aさんの「就業時間が過ぎているんだから、電源落とすのは当たり前。」という考えは、間違っていません。
Bさんの「電源を落とす前に、ちょっと気を遣って一言言ってくれれば助かるのに。」というのも、間違っていません。
お互いに「相手のコミュニケーション力が足らない。」と済ませてしまえば、とても簡単です。
しかし、そうではなくて、お互いに相手や周りのことにちょっと気を遣えば解決するよねって話です。
こんなことは、小学生でもわかりそうですが、いい歳した大人でも忘れてしまうんですよね。
気を付けたいものです。
◆近況報告◆
今日から新しいメンバーがジョイン。打合せもモリモリです。
1日1新:なし。