現場を仕切るなら、現場の経験が無ければ務まらないという当たり前の話。

投稿者: | 2016年12月21日

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組織で上に立つ人が知っていて損はないことがあります。

それは、知っていると、やったことがあるの違いです。

管理部に言われたこと。

新人で営業職の頃、こんな経験から。

まだ配属間もない右も左もわからない頃、いきなりお客様とご飯を食べに行くことになりました。

ちょっと飲みにいくだけだったんですが、ひとり「これが、いわゆる接待か」と、ほくそ笑んでいたんです。

当然、「いやいや、ここはボクが払います!」と店員さんには「領収書ください。」のセリフを初めて言ってのけたわけです。

しかし、次の日。

その精算をするときに、管理部からは怪訝な顔をされて、こう言われました。

「ムダな経費を使って困るよ。」と。

その領収書の背景を見ずに、ムダかどうかを判断することにムッとしました。

ボスに言われたこと。

しかし、当時のボスは、ボクにこう言いました。

「よくやった!お客様とメシを食うといろんな情報が得られるから、今後の営業に活かせ!」

そう、そうなんですよ!

さすがは、ボス。

ボスはきっと、一緒にメシを食べたことを営業に活かした経験があり、その重要性を認識されていたのでしょう。

ボクは、その言葉にとても励まされたし、有効なお金の使い方にするために、その後のアクションをしっかり考えないと!と思いました。

現場経験なくして、現場を仕切るのは無理。

さてさて。

現場経験が無い人が、組織の上であーだこーだ言い出したらどうでしょう。

いくら肩書が立派でも、現場での経験がなくて、いろんな要素が絡み合った現場での判断ができるでしょうか。

いろんな事が起きる現場で、土俵際、しっかり支えられるでしょうか。

思うに、いろんな経験をしたことが無い人は、それが良いか、悪いかが判断できません。

さらに、その背景や苦労がイメージできなんですね。

それを知識でカバーしようと、無理な話。

結局は、現場で、肌感覚で知っておくことが大切です。

 

 

◆近況報告◆

今日は、友人とランチミーティングなど。

1日1新:なし。