売れるECサイトは、どんなことをやっているのでしょうか?
社内外でいろんなサイト運営の現場を見て、わかったことがあります。
それは、当たり前の結論ですが、ECの店長の資質に関わってくるということです。
では、どんな資質を持った店長がいいのでしょう?
ECの特性を理解して戦略を立られる人。
EC事業には、4つの特性があります。
1.効果測定がカンタンにできる。
2.小さく始められて、ローコスト。
3.何でもスピーディ。
4.ピンポイントで顧客へアプローチできる。
なので、どんどん試して、どんどん失敗して、自分たちのお客様に合う商品や手法を探すのが鉄則です。
とっととマーケットに投げて、フィードバックをもらえばいいだけですから。
しかし、多くの人は、何をするにも、まずありもしない正解を探そうとしてしまうんですね。
そういう人は、ECの特性を活かすことができません。
ツールを使いこなすことが大切だと理解できる人。
ECには、それぞれの分野で星の数ほどいろいろなツールがあります。
CRMやら、かご落ちやら、ヒートマップやら、チャットやら、とにかくたくさんあるんです。
そして、みんさん「ツール導入後150%アップです!」という良い話しかしません。
まあ、当たり前ですけどね。
ボクもEC初心者なので、いろんな会社にいろんな話を聞きました。
そこで思ったことは、自分たちの会社のシステムや戦略の考え方との相性は多少ありますが、ぶっちゃけ、どの会社でのツールの機能はそんなに大差がありません。
自分たちが、何を目的として、どう使いこなすかが大切です。
良い店長とは?
そうなると、良いディレクションができる店長とは、どういう人なんでしょう。
ディレクションというと、進行管理がキッチリできる人のイメージがありますが、ボクの定義は違います。
良い店長とは、ECの特性を理解し、全社方針とリソース、コンテクストの中で使い方を考えて、自分たちのお客様に対しての施策に優先順位をつけて、ツールを使って効率的な運用をし、予算を投下できる人です。
な、ながい。。
そんな店長を育成できたら、リアル店や卸売業を営んでいる会社のEC事業は、大きく伸びると思います。
◆近況報告◆
今日は、社内勉強会やら、新サイト打合せです。
1日1新:なし。