人材の育成。
上司の大切な役割です。
人材育成ってどうしたらいいんだ??
人材育成って、どうやればいいのでしょうか?
部下を持つ人にとっては、大きな悩みだと思います。
ボクも少なからず悩んでいました。
つい「こうした方がいい」「ああした方がいい」「このプログラムに参加させて。。」「あの研修を受けさせて。。」みたいにこちらから積極的に関与していこうと考えがち。
もしくは、知識も、経験も、実績も完璧で一部の隙もない上司になり、絶対的に言うことを聞かせる方法もあるかもしれません。
しかし、そんな思い通りに育ってくれる人なんていませんよね。
自分も、上司の思い通りに育っていませんし。。
こんな方法もあるかもしれない。
ボクは、ある時からこう考えました。
「育つ人は育つし、育たない人は育たない。」
何とも無責任な上司ですね。。。
でも、「自分でやろう!」と思わない限りは人は動かないということです。
積極的に関与して、「自分でやろう!」と思えるような機会をつくることも大切かもしれませんが、押し売りみたいなもので、逆にひかれてしまいます。
なので、それよりも、日々の言動で「あれ?この人って、何であんなに仕事をおもしろそうにやっているんだろう??」を発信して、ちょっとした興味を持ってもらう。
そして、何かのタイミングで自分の考えをわかりやすく伝える。
そこで共感するような部分があると、「自分もやってみようかな」と思ってもらえる可能性がほんのちょびっと出てくる。
すると、自分から何かをやってみたくなる。
そうなると、自分で動くから、いろいろ工夫したり、挑戦したりする。
そのときにはじめて、「いいね!」と共感したり、「すごい!でも、少しここをこうした方がいいかもね!」と建設的な話をしてみる。
時間はかかるけど、そういう育成方法もあるのではないかと思ったんです。
ものすごくうれしかったこと。
実は、昨日の夜、ボクの部下が社外の人を集めて、勉強会を企画して開催しました。
すごくないですか??
少なくとも、ボクは彼の歳のときに、自ら企画して、社外の人に声をかけて、勉強会なんてことはできませんでした。
それを、自ら手探りで企画して開催したんです。
うれしかったのが、ボクから「影響を受けた」と言ってくれたこと。
もちろんお世辞だとは思いますが。
きっとそこで感じたこと、学んだことは、会社の仕事だけでは身に着けられません。
そういうことが、彼を一回りも二回りも大きくすると思います。
・・・!?
あれ、これってある意味、人材育成?
うん、人材育成だ!
ということで、自分がやっていることが、ほんのちょっとだけ部下に影響を与えて、成長の機会に結びついたことが、ものすごくうれしかったんです。
上司のみなさん、部下が育たないのは自分の仕事のやり方が原因かもしれませんよ。
◆近況報告◆
今日は、業者さんと打合せなど。
1日1新:なし。