仕事をして思うこと。
それは、「なんでこんなに話がややこしくなるの??」ということ。
船頭多くして船山に登る。
「組織だから。」に限りませんが、プロジェクトを進めようとすると話がややこしくなります。
その原因の多くは、船頭が多いから。
「船頭多くして船山に登る」ということわざにもあるように、いろんな人が絡むとそれぞれが自分の立場から好き勝手なことを言って、組織内のパワーバランスが働き、中途半端なものになってしまったり、先に進めなくなり、気がついたら”山”を登っている状態になります。
そうならないために、意識していることは二つあります。
最終決定者を明確にする。
船頭が多いときにありがちなのが、誰が最終決定をするのかがあやふやになること。
最終決定をする人があやふやだと、それぞれが自分の立場から「あーだ、こーだ」と言い出して、収集がつかなくなります。
リーダーがシッカリと手綱を握って進めることが必要だけど、社内の意思決定がまとめきれずあやふやな場合があります。
最終的には、最終決定者の決定に従い、その中で最高のパフォーマンスを発揮することをメンバーに意識してもらわないといけません。
問題を明確にして共有する。
次に多いケースは、「何が問題なのかがハッキリしていない」こと。
例えば一言で「売上が悪いから、何とかしよう。」と言っても、そこには実に様々な要素が絡んでいます。
「客数が減っているのか?」「客単価が落ちているのか?」という基本的なことから、法改正や時代の価値観、新しいテクノロジーなどの大きな外的な変化もあれば、社内の体制やパワーバランスの変化などの内的な要因もあります。
そこに「これをやったら、うまくいく!」という正解はありませんが、メンバーで「何が問題なのか?」の認識をそろえておく必要があります。
そこをシッカリしないと、船頭が多くるだけに、いつのまにか問題が替わってしまったり、問題の要因と考えられることのなすりつけ合いになり、結局迷走します。
そんなことを考えて、来週もプロジェクトを粛々と進めます。
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