情報収集は、とても大切です。
しかし、情報を収集するだけの人はどうなんでしょう。
やたらいろんな情報を持っている人。
周りを見ると、ものすごく情報収集をされている方がいます。
新聞を何紙も読んでいて、経済系の雑誌も購読しています。
何かの話題があると「あ、この前、新聞に書いてありました!」「それ、今月の●●経済に特集されてました!」と、話を膨らませてくださいます。
本人は悪気はないのでしょうが、天邪鬼のボクは「自分は知っているよ!すごいでしょ!」アピールをしているように見えてしまいます。
・・・で?
打合せや会議でも、そういった人は少なくありません。
テーマに対して、
「最近のマーケティングは、こういうのが主流みたいだ。雑誌にも取り上げられていました!」
「あの企業の戦略は、こんなことをやっている。新聞にも書いてありました!」
と話をし始めます。
ただ、こういったことを言われても、正直なところ「・・・で?」としか思いません。
「あなたはそれを知った後に、自分でやってみて、どんな効果があったんですか?」
「雑誌を読んで、その後に自分の足と目で確かめたんですか?」
と聞くと、「いや、それはしてません。」となります。
結局、知っているだけで、仕事では全く使えません。
情報の使い方を間違えないようにしたいもの。
情報は、「オレ、知ってるぜ!」アピールをするためにあるのではありません。
さらに、その辺の雑誌や新聞に載っている理論や手法のほとんどは、ある程度のものであり、会社の発展を支えるものにはなり得ません。
情報収集をしない人よりはマシかもしれませんが、そんな情報を自慢げに話されても、正直困ってしまいます。
情報とは、意思決定をして、行動をするために使うものです。
一生懸命に情報収集するのも良いけれど、自分でやってみたり、自分で経験したことの方が1000倍大切だと思います。
◆近況報告◆
今日は、父の御見舞、ハロウィンパーティーなど。
1日1新:なし。