先日、友人と飲みに行きました。
飲み屋に行くと、飲食店のコンサルでもあるその友人は、とにかくこんなことを考えているとのことでした。
そのお店の良いところ、改善したらいいところ。
飲み屋に入ると、入口付近や置いてあるチラシ、POPなどを見て、まずはトイレに行く友人。
そこから、ターゲットしているお客様、客単価、儲けポイントなどの仮説を立てるらしく。
その後、注文してからも、他のテーブルの客層や注文状況を見て、お客様が喜んでいること、「ここをこうしたら売上上がるのに!」みたいなことを常に考えてしまうそうです。
どうも、それが習慣らしく。
彼いわく。
「そこらの新人研修よりも、飲み屋に行ってそういう視点と思考をするほうが、よっぽど現場に則した考え方が身に付くよ。」
おっしゃる通りですね。
飲食店の売上を上げるにはどうするか?
以前、飲食店売上アップコンサル(自称)みたいな人にお会いしたことがあります。
そのときのテーマは、「飲食店の売上を上げるには?」でした。
その方いわく、「客層や売れ筋商品分析をして、強みを磨いて、リピーターを作ることが大切だ。挨拶やクリーンネスを強化もしましょう。そして、客数、客単価を上げるために、法人の宴会需要を取り込めば売上は上がります。」と。
最もらしく聞こえますが、「じゃあ、自分たちは具体的に何をしたらいいの?」と思うわけです。
そこでの答は、「宴会需要を取るには、法人にアプローチするのが一番。リストを買って、忘年会シーズンに向けて早割とか歳末キャンペーンとかのDM打ちましょう」みたいなことを言っていました。
確かにそうかもしれませんが、ちょっと頭をかしげたくなるのは、ボクだけではないはずです。
もっと簡単にできる工夫もある。
リストを買って、DMを打つと、それなりのお金もかかります。
なので、現場の悩みを考慮していない机上の空論に聞こえてしまいます。
それよりも、宴会需要をもっと簡単で確実に集める方法はないでしょうか?
あなたが売上アップを命ぜられている店長ならば、どうしますか?
例えば、こんな方法はどうでしょう。
就活中の大学生の女の子のバイトが「お名刺頂戴BOX」をつくって、「社会人になるために名刺交換の練習をしています!練習させてください!(ニコっ)」とすれば、ちょっと酔いの入ったオッサンであれば、ホイホイ交換してくれませんか?
それって、ものすごいリストとして効果を発揮しませんか?
わざわざお金をかけてリストを買わなくても、簡単に集められそうな気がします。
彼いわく。
「やろうと思えば、5分もかからずにできることなんてたくさんある。なのに、みんなわざわざ難しいことをしようとするんだよね。なんちゃら分析とか、何とか率とか。」
確かにそうですね。
自分のビジネスにおいても、簡単にできることだけに今やっていないことってたくさんあります。
あなたも難しく考えていませんか?
◆近況報告◆
昨日はあいにくの天気で動物園は断念し、午後から釣り。今日は、天気も良いので子供たちと動物園に行ってきます。
1日1新:なし。