デキることだけやっていては、その人に成長はありません。
ストレッチさせた目標に向って頑張ることが、成長につながります。
1+1=2ではなく、5や10になる。
会社では、ひとつの部署にたくさんの部署が絡みます。
それぞれの部署で、それぞれの仕事を分担して、お客様に届けることになります。
分担して仕事を進めることは、とても理にかなっていることです。
ひとつの部署では限りがありますが、いろいろな部署が得意な領域を担当し、1+1=2ではなく、掛合せで5にも10にもなるからです。
逆に振れると。。
しかし、逆に振れたときはどうでしょう。
分担された領域の仕事を引き受けるときに、多くの場合、「今の自分たちにデキるかどうか?」を考えます。
そこにかかる工数、充てる人員や時間、スキルやノウハウをミッションをコンプリートできるかどうか。
自信が持てなければ、適当な言い訳で担当領域を小さくするし、引き受けないケースも出てきます。
まあ、デキなかったときに関連部署に迷惑がかかるので、当然のことだと思います。
しかし、それがいつの間にか、「100%デキると思うことしか引き受けない」という傾向が強くなってきます。
そして、迷惑がかからない代わりに、負荷のかかることや、50%、60%の可能性にはチャレンジしないという姿勢になります。
ちょっと頑張ればできるかもしれないのに、「いやいや、ここまでしかデキないから」と言って引き受ける領域を減らしたらどうでしょう。
1+1=2どころか、0.8×0.6=0.48になってしまう場合も出てきます。
ストレッチした仕事を引き受ける。
結局のところ、自分たちがデキることだけやっていても成長はしないし、組織としての成長もありません。
ストレッチさせた目標を掲げるからこそ、根本的なことを見直さざらるを得なくなり、やり方を変えてみたり、業務フローを変えて、次のレベルに上がっているのだと思います。
破綻するような目標はいけませんが、頑張れば手が届くような目標を持っておくことが大切ですね。
◆近況報告◆
今日は、高校時代の柔道部のOB会です。
1日1新:なし。