WEB担当者で頭ひとつ差をつける。この考え方を知らないで、WEB領域は務まらない。

投稿者: | 2016年9月26日

b207ad0aa9fc7aa00b2a326972acc13a_s

売上が悪くなると、上から「WEBを使って売上を上げろ!」みたいな指示が、飛んでくるケースをよく聞きます。

そんなとき、WEB担当者のあなたは、どうしますか?

まずは、共通認識を固める。

「WEBを使って売上を上げろ!」と言われた場合、今あるWEBサイトの中身を活用するのか、サイトの中に新しく何かを作るのか、それとも新しサイト自体を立ち上げるのか、いくつかの手段があります。

手段の優先順位を決めるために、まずは共通認識を固めることが大切です。

例えば、、、

「WEBを使って売上を上げろ!」っていうけど、売上予算はいくらか?

その予算をいつまでに達成する必要があるのか?

今は、どんな手段で、なぜうまくいっていないのか?

WEB領域の仕事と言うと、デザインを見なおしたり、サイトの使い勝手を良くしたり、集客ツールを導入したり、といったことを真っ先にイメージするかもしれません。

しかし、まずやるべきは、お題をひとつひとつ分解して、確認をすることが大切です。

現状を把握して、ゴールを確認して、ゴールまでの課題を見つけて、問題解決を提示する営業の仕事と同じですね。

WEBサイトにも種類がある。

そして、共通認識を固めたところで、次に何をすればいいのでしょうか?

モノを売っているECサイトであれば、アクションのイメージもわきやすいかもしれません。

しかし、例えば法人外商営業部で売上を上げようとしているのに、ECサイトを活用したところで、なかなかうまくいきません。

なので、次にすべきは、WEBサイトの目的と種類を確認することです。

WEBサイトには、4つの種類があります。

1 コーポレートサイト

2 ECサイト

3 リード(見込み客)獲得サイト

4 メディアサイト

この4つの特性を考えて、ECで売って日銭を稼ぐのか、コーポレートサイトでブランディングを強化するのか、法人顧客でリード(見込み客)を取って営業に渡して大口の取引を狙うのか、読んでもらえるメディアサイトを作って新たな売上カテゴリーを作るのか。

当然ですが、、目的によって活用すべきサイトが違い、目指すべき目標は変わり、やることも変わり、KPIや効果測定方法も変わります。

WEB担当者の仕事は、目的確認から効果測定まで。

目的の共通認識を固めて、どのサイトをどう活用していくかを決める。

ここまでできれば、あとはアクションあるのみです。

しかし、ここで、アクションをすることまでがWEB担当の領域だと考えてしまってはいけません。

営業の頃、「第一優先業務は、回収だ!集金までが営業の仕事だ!」と言われました。

いくら頑張って売上を上げても、お金が入ってこなければ、タダ働きですから。

それと同じで、WEB担当者も、ただサイトを作るだけではなく、効果測定をして、次のアクションプランを提示することで、はじめて仕事をしたことになります。

WEB領域で、こういった全体感を理解している人は意外と少なく、とても重宝されると思います。

 

◆近況報告◆

今日は、大型案件打合せ、役員打合せなど。しかし、嫁が風邪でダウン。。家事を色々とこなします。

 

1日1新:なし。