部下からこんな話があることも多いかと思います。
「会社、辞めようと思います。」
さて、そんなとき上司のあなたはなんて言いますか?
辞めたい理由は二つしかない。
部下が辞めたいと言うとき、ザックリ分けると、理由は二つ。
ひとつは、逆算思考で自分の成長や目標につながらない。
ふたつ目は、単純に今の状況から逃げ出したい。
どちらの理由にせよ、それぞれの事情があるので、辞めることに良い悪いはありません。
その人の人生だし、辞めた方が良いか悪いかなんて、やってみないとわからないし。
辞めることは悪いの?
多くの会社は、「辞めることは、悪い。」みたいな雰囲気があります。
そして、当然ですが、良い人材であれば会社から説得の指示が来ます。
しかし、管理職のボクがこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、良い人材であればあるほど、その人を応援し、他のところでの活躍を応援したくなります。
なので、あまりに安易な考えているとき以外は、辞めることを止めません。
ボクが良い人材が辞めることを止めない理由。
ボクが良い人材が辞めることを止めない理由は、二つあります。
ひとつは、お互いのビジネスや成長につながるということ。
上司と部下の関係性では、ある線までの相乗効果しかありません。
しかし、会社を辞めて新しい場所でいろんな価値観や経験、スキルを身につけることで、お互いに新たな関係性が構築されて、相乗効果が生まれます。
実際に、辞めた後輩と仕事もしていてとても良いビジネスをしたり、飲みながらいろんな情報交換をして、それが自分の成長にもつながっています。
ふたつ目は、新たに行った場所で活躍すると自分たちの価値も上がるから。
「元リクルートです。」というだけで、個人的になんだか”デキる奴”に思ってしまいます。
それは、リクルートから輩出された方々がものすごく活躍されているからに他なりません。
企業にとっての最高のブランディングですよね。
なので、辞める後輩や部下には「この先の場所で、大いに活躍してくれ!それが今の会社に対する一番の恩返しだよ。」と、もっともらしい事を言うようにしています。
◆近況報告◆
今日は、父のお見舞いや家のこといろいろです。
1日1新:なし。